スタパ齋藤のApple野郎

Mac Studioをつるして机上スッキリ♪

Mac Studioがちょっと邪魔

 メインマシンとして連日連夜使用中のMac Studio。梅雨なし猛暑なこの夏、やっぱり負荷がかかるとファンがガンガン回り始めるのかな~? とか思っていたが、室温33度とかで負荷をかけていてもファンの回転数が急上昇することもなく、至って静音&安定して稼働してくれたのであった。

 それはソレとしてイイのだが、このMac Studioがちょっと邪魔に感じられるようになった。きっかけはディスプレイ背面の配線を整理したこと。これだッ!!! と思えるケーブルトレイを見つけて使ってみたらサイコーに配線がスッキリしたのであった。

見つけたケーブルトレイはサンワサプライの200-CT002W。机の天板裏にねじ止めするタイプで4980円だった。
ケーブルやACアダプター、マルチタップなどを机の下につるす感じでまとめられる。
さっそく使ってみたらディスプレイ後方のケーブル類がバッチリ片付いた。ねじ止めなので机上にクランプなどが出ないのがナイス。
それ以前に使っていたケーブルトレイ。ケーブルなどが片付くという機能性は良かったのだが……。
クランプ固定式なので、クランプ上部が机上に出てしまう。この部分がディスプレイ台座などと干渉すると、ディスプレイ位置などが制限されてしまったりする。

 素晴らしい! 気分はサイコー! 4980円のケーブルトレイで素晴らしく気分が最高になれる俺ったら安上がり〜♪ ……とは思ったのだが、今度は机上で空中浮遊を続けているMac Studioが邪魔に思えてきた。

Mac StudioはノートPC用スタンドの上に乗せてディスプレイの右側に置いている。
下部に空間があるので空流がよりよくなりつつ、その空間に小物を置けたりして便利。置いてあるのは外付けSSDだ。
背面はこんな感じ。

 Mac Studioが机上からなくなったら、たぶんかなりスッキリ感があるはず。いやMac Studioはキレイなパソコンなので見えていてもいいとは思うのだが、コレがなくなって机上スペースが広がるのもイイなぁ、と。また、ディスプレイ背面のケーブルがスッキリ片付いたが、今度はMac Studio背面の配線がミョーに気になり始めたというのもある。

Mac Studioを机の下にセットできないだろうか?

 ケーブルを机の下にまとめたらスッキリしたわけだが、同様にMac Studioを机の下につるすようにセットしたらスッキリしないだろうか?

 いや、スッキリするハズ。

 ということで、そーゆーよーなコトができるホルダーというか金具というかマウントみたいなものを探し始めた。そしてまず見つけたのがPREDUCTSの「MOUNT for Mac Studio」という製品。

PREDUCTSの「MOUNT for Mac Studio」は、同社のデスク天板裏にMac Studioを設置するためのMac Studio用マウント。ねじ止めにも対応するため、一般的な机の天板裏にMac Studioをセットすることもできる。
Mac Studio底部の吸気口をまったく塞がない構造。いいかもコレ!
Mac Studio側のコネクターやケーブルにも干渉しない。スゲくいいかもコレ!

 これを発見したときは確か「8月下旬入荷」的なことが表示されていて注文できなかったので、注文可能になるまで待っていた。机の下のドコに設置しようかな? とか考えつつ、何度かサイトを訪れてマウントのサイズなんかを確認したりしつつ。

 でも同時に「ほかにもMac Studioを机の天板裏に固定できるグッズ的なものはないだろうか?」と、別の製品を探してもいた。そしたら、ちょっと良さそうなマウントを発見した。

Mac Studioが収まる「後付け引き出し」が最高だった件

 見つけたのはマウントではなくて、引き出し(ドロワー)。YaGeeブランドの「デスク下ケーブルトレイ」という製品で2799円。樹脂製の引き出しで、ネジ止めやテープ止めで「机の天板裏面に後付け」できる引き出しだ。

YaGee「デスク下ケーブルトレイ」。上側が天板裏面に取り付けるためのベースで、下側が前後に動く(外すこともできる)引き出し部分。両面テープもしくはネジで天板裏面に取り付けられる。耐荷重は、両面テープ止めの場合は11lb(約5kg)、ねじ止めの場合が22lb(約10kg)。
製品紹介画像の収納可能品と思われる箇所に、モロにMac Studioが含まれている!

 これは良さそう! しかも! カスタマーレビューではMac Studioをデスク下に格納するために買ったという人が満足しているもよう! もう買うしかポチッ!!!

 そして使ってみたらコレ最高。2021年10月19日からAmazonで取り扱いが始まっていたようだが、あーもーもっと早く買っていたら〜! みたいな。ともあれ、どんな感じで使えるのかを以下に。

これがその引き出し。
こんなふうに引き出せる。上部は天板裏に取り付けるためのベース部分で、引き出しのレールですな。
こんなふうに完全に外せる。付属パーツを使って引き出しが外れないようにすることもできる。
引き出し部分にMac Studioを乗せるとこんな感じ。前後左右にけっこう余裕がある。
ベース部分を取り付けるとこんな感じ。余裕でMac Studioを収められる引き出しなのであった。
俺の場合、引き出しの左側後方のスリットをカットして拡大した。
Mac Studioの電源ボタンにアクセスしやすくするためである。電源ボタンは指で探れるように、機器の滑り止めなどとして使う丸いクッションゴムを貼っている。
カットして拡大した穴から指を入れて電源ボタンを押せるというわけだ。なお、引き出しの左上側の隙間から指を入れてもどうにか電源ボタンを押せる。
天板裏に引き出しをねじ止めし、Mac StudioとSSD×3台を置いた様子。Mac Studioは敢えて手前に寄せている。後部のケーブルは引き出しとやや干渉するものの、大きな問題にはならなさそうな感じ。
SDカードスロットやThunderbolt 4ポート(M1 Ultraモデル)にもアクセスしやすい。
こんなふうに途中まで引き出すことができる。前述のとおり付属パーツを使えば引き出しの外れ防止となる。
机上からMac Studioがなくなった!
Mac Studioが空中浮遊していたスペースが空いた! スッキリ~♪

 スッキリしつつ、Mac StudioのSDカードスロットやThunderbolt 4ポートが使いやすくなり、さらに電源ボタンも押しやすくなった。Mac Studio背面から伸びているケーブル類は、机の下から後方(ディスプレイ方面)に伸びるようになったので、Mac Studio絡みのケーブルも全然気にならなくなった。

 いや~単なるドロワーだが、最高っスこれ。Mac StudioやMac Miniユーザーで、Macを天板裏に設置したいという人には超おすすめである。安いし。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。