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Surface Duo 2での快適な読書に向けて電子書籍サービスを「楽天Kobo」に切り替え

【Surface Duo 2】

 購入以来メイン端末として愛用している「Surface Duo 2」ですが、見た目の珍しさから「それって何なの?」と聞かれることも増えてきました。何度か説明しているうちに話す内容もこなれてきて、最近は3つくらいの使い方をさっと紹介しているのですが、一番わかりやすくてもっとも受けがいいのが「電子書籍を見開きで読む」です。

実際にSurface Duo 2で表示したところ。文章がベゼルに隠れない

 実際に2画面のメリットを一番享受できているな、と思うのも電子書籍を読む時なのですが、コミックはほぼ紙と同じような感覚で読書体験できているものの、困っていたのが文章を読むとき。以前にも何度か触れていますが、Surface Duo 2はディスプレイとディスプレイの間のベゼル部分も表示エリア扱いになっているため、文章の一部がベゼル部分に隠れてしまって読めないのです。

 今まではページをめくるたびに画面をスライドしてベゼル部分の文字を読む、というのを繰り返して対応していたのですが、僚誌「PC Watch」のレビューでベゼル部分にテキストが隠れてしまうアプリはいまや少数派であるという事実を知りました。その少数派とされている電子書籍アプリこそが、自分が使っているKindleとブックライブだったのです。

 2画面で快適に読めないのがむしろ少数派であること、そしてこれまでの経験上、Kindleはユーザー利便性の向上があまり期待できず、全体からするとマイナーである2画面への対応はほぼ期待できないのでは……、という気持ちになり、思い切って書籍を読むためのアプリをKindleから楽天Koboに切り替えてみました。

楽天Koboの設定画面

 楽天koboは初期設定のままだとKindleやブックライブと同じようにベゼルで文章が隠れてしまいますが、設定から左右ページに文章を分割することができます。本当に細かな機能の違いではありますが、Surface Duo 2ユーザーとしてはとてもうれしい機能。この機能のおかげで書籍を読む頻度が大幅にアップしました。

ページレイアウトを変更すると中央にスペースができる

 書籍はKindle、コミックはブックライブと2つのアプリを併用していたのは、文章を読むときには専用端末のあるKindleがいいという理由だったのですが、楽天Koboにも専用の電子書籍リーダーがあります。価格はKindleに比べて割高ではあるものの、上位モデルは見開きに対応する面白いモデルもあり、これを機に電子書籍端末もKoboを改めて試してみようかな……という気になっています。