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2画面スマホの「Surface Duo 2」の片手持ちに便利な薄型リング

 前回、国内発売のニュースを喜んでいた2画面スマートフォン「Surface Duo 2」、海外版でも技適が取れているという情報を聞きつけ、早く使ってみたいという新しいもの好きの勢いで海外版を購入してしまいました。

Surface Duo 2

 全体的なレビューは僚誌「PC Watch」の記事をお読みいただければと思いますが、このコーナーではSurface Duo 2の機能や便利な使い方を深掘りしたシリーズをお届けしたいと思います。

 便利なSurface Duo 2の2画面ですが、一方で難しいのは本体の持ち方。両手で持つ分には問題ないのですが、片手で見る時には引っかかる部分がなくとても不安定です。以前に使っていたLGの2画面スマートフォンはケース型だったため、バンド型のストラップを使ってカスタマイズしたのですが、Surface Duo 2はこのバンドを取り付ける部分もありません。

 何か片手で持ちやすい方法がないかな、という時に気がついたのがSurface Duo 2を反対側に折りたたんだときにできる隙間。Surface Duo 2はカメラが出っ張った形状になっているため、ディスプレイを外側にして折りたたんだときにどうしても隙間ができてしまうのですが、「これだけ隙間があるなら、ここにリングをつけて固定できるのでは?」とひらめきました。

反対側に折り返すと隙間ができる

 薄型リングをいろいろ探す中で見つけたのが、0.18cmという薄さのリング。カメラの出っ張りよりも薄いため、反対側に折りたたんだ時にも隙間の中に収まります。

 装着する部分は悩んだのですが、本体下のほうに貼り付けて薬指をリングに入れるといい感じに本体をホールドできました。ディスプレイを見ながら左手では別のことをしたい、というときにはとても便利です。

薄型リングを貼り付け
片手でホールドできる

 ただし、本体の横幅が広すぎるため、片手の文字入力は指が届かないので、どういても両手持ちすることになります。愛用しているATOKには10キーを左右に寄せる機能があるのですが、Surface Duo 2はタブレット扱いなのか左右分割のキーボードが表示されてしまいます。日本国内の発売がまだなので仕方ないものの、ATOKの左右寄せができるようになれば、Surface Duo 2の片手操作がもっとはかどりそうです。

ATOKは左右キーボードが表示される