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Surface Duo 2の隠れた魅力3選

 海外版を取り寄せて愛用していたSurface Duo 2が、ついに日本でも発売されました。「2022年前半」とされていた発売予定からすると、かなり早いスケジュールでの発売です。

 日本版は海外版と比べて何かカスタマイズが入るのかな、と期待していたのですが、SIMロックフリーモデルとして発売されるということもあり、基本的な仕様はほぼ同一。海外モデルが対応しているミリ波は国内版では非対応と、日本版でスペックダウンしている部分もあります。

 価格は海外版より少し高めに設定されているようで、筆者が購入した256GBモデルの価格は1599.99ドル、日本円で約18万円強ですが、日本版は19万6680円と1万円以上高めでした。

 海外版は国内への配送料なども高かったのですが、諸々の手数料込みの合計金額が20万円強だったので、国内サポートなどを気にしないのであればあえて海外版を買う、という選択もありかもしれません。

 また、日本発売に合わせて「Surface Duo 2 ペン カバー」「Surface Duo 2 バンパー」などの周辺機器も日本で手軽に購入できるようになりました。今後サードパーティーの周辺機器なども出てくるようになるとカスタマイズがはかどりそうで、今から楽しみです。

 国内版発売に先駆けて使い倒すこと2カ月、2画面という個性的な特徴ばかりが注目されやすいSurface Duo 2ですが、普通のスマートフォンとしても魅力的な機能をいくつも備えています。今回はあまり気づかれない、Surface Duo 2の隠れた魅力を3つ紹介します。

eSIM(デュアルSIM)

 Surface Duo 2は物理的なSIMカードのほか、物理カード不要のeSIMにも対応しているため、同時に2つの携帯電話回線を設定できます。

物理SIMとeSIM、2つのSIMを設定可能

 筆者の場合、メインはahamoの物理SIMを装着しておき、サブ回線としてpovo 2.0をeSIMで設定しました。povo 2.0は月額0円で運用でき、24時間利用できる定額プランを使いたいときだけオンにできるので、外出先で大量に通信しなければいけないときの非常用回線としてとても便利です。

NFC

 おサイフケータイのFeliCaこそ対応していませんが、NFCには対応しているため、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」など、NFC読み取りが必要なアプリもSurface Duo 2で利用可能です。

 ただし初期設定ではNFCがオフになっているので、使うときは忘れずにオンにしましょう。また、NFCは左ディスプレイ上部にあるので、使うときはディスプレイを外側に向けて折りたたんだ状態で使うことになります。

初期設定ではオフになっているNFC

LDAC

 Webサイトの仕様には記載されていませんが、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンで高音質の音楽を聴くための規格「LDAC」もサポート。LDAC対応のイヤホンやヘッドホンと組み合わせることで、いい音で音楽を楽しめます。

LDACも対応