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三井住友カードの「Visaのタッチ決済」でSurface Duo 2が“おサイフケータイ”風に!

 3月1日、三井住友カードがGoogle Payで「Visaのタッチ決済」に対応しました。これまでも三井住友カードはGoogle PayはもちろんApple Payにも対応していたのですが、今回のポイントは「Visaのタッチ決済」に対応したという点にあります。

 その大きな違いは、Suicaなどで使われているFeliCaの仕組みではなくNFCでの決済に対応していること。つまり、おサイフケータイに非対応だけどNFCを搭載している愛機Surface Duo 2でも、おサイフケータイのような非接触決済が利用可能になるのです。

 設定は三井住友カードのアプリ「Vpass」から「Google Payの設定」をタップして、画面の指示にしたがっていくだけ。あわせてSurface Duo 2のNFC設定を忘れずにオンにしておきましょう。

Visa LINE PayカードをSurface Duo 2のGoogle Payに設定

 お店で使うときはまずVisaのタッチ決済に対応しているかを確認した上で、決済方法として「Visaのタッチ決済で」という希望を伝えます。Visaのタッチ決済はVisaのロゴマークに加えて電波のようなアイコンが表示されているのが目印です。また、「Visaで」だとクレジットカード決済と誤解されやすいので、必ず「Visaのタッチ決済で」と伝えるようにしましょう。

Surface Dno 2で支払い

 筆者が普段使う非接触決済のうち、頻度の高い2トップがSuicaとVisa LINE Payを設定したiDでした。このうちSuicaについてはスマートバンドのwena 3に移行したのですが、Visa LINE PayのiDはwena 3には設定できないので、iD決済のためにサブ端末のiPhoneを持ち歩いていたのですが、Surface Duo 2でVisa LINE Pay決済ができるようになり、決済のための2台持ちから解放されました。

 なお、残念ながらWear OSのNFCには未対応のようで、筆者が愛用しているFossilの「THE CARLYLE HR」もエラーが出てしまいました。Wear OSのNFCにも対応してくれるとより使い勝手がよくなるので、この流れでWear OS対応も進むことを期待しています。

Wear OSのNFCには未だ非対応