みんなのケータイ

「Pixel 6 Pro」で真夜中の河川敷を撮ってみたら

【Pixel 6 Pro】

 機械学習を活用した、いわゆるコンピュテーショナルフォトグラフィーが特徴のひとつとなるグーグルのスマホ「Pixel」シリーズ。最新モデルの「Pixel 6 Pro」を使い始めたところ、その能力の高さを実感する場面が多々ありました。

 今回ご紹介したいのは、夜、暗い場面での撮影です。Pixelシリーズではおなじみの夜景モードですが、筆者は日が落ちた後に真っ暗闇の荒川河川敷を訪れて撮影にチャレンジ。もうホント、肉眼では数m先しか見えず、怖くなるほどの状況。夜景モードをオフにして撮影してみると、「Pixel 6 Pro」とは言え、真っ暗なさまがきちんと記録されます。

本当にもう真っ暗な場所

 それが夜景オードをONにするだけで、あら、真っ暗な空がかなり明るくなりました。それどころか、空はやや青く見えますし、土手の芝生の緑もわかります。

ほぼ同じ場所で夜景モードをONに
夜景モードOFF
夜景モードON

 望遠を組み合わせることで、星空も、手持ちでそこそこ撮れてしまいます。月については、カメラで捉えたあとに輝度などをグッと下げることで良い感じに撮影できることもありますが、月が明るすぎてうまく撮れないことも何度かありました。

この季節といえばやはりオリオン座
色温度を調整し忘れましたが、このときはうまく月も撮れました

 余談ですが「Pixel 6 Proを使って、真っ暗闇で撮影している場面」と撮ろうと、「Pixel 5」のカメラをかざしたときはちょっと驚きました。

Pixel 5で捉えたPixel 6 Proの画面

 そう、Pixel 6 Proの画面上に見えたのは、まるで昼の風景。「“Pixel”דPixel”でこんなことになるのか……」と驚きました。バッテリーは消費しますが、真っ暗なところで「Pixel」のカメラをかざすだけで、なんだか暗視カメラのようにも使えそう……というのは、ちょっと無理やり感ありますね。

 これが何かのお役に立つ場面を見つけるのもちょっと難しいのですが、グーグルの機械学習技術、コンピュテーショナルフォトグラフィーの凄みをあらためて感じたのでした。

SoftBankオンラインショップ
Pixel 6/Pixel 6 Proの情報をチェック