グーグル、「Pixel 6/6 Pro」の充電のしくみを紹介

　10月に発売されたグーグルのAndroidスマートフォン「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」。どちらもワイヤレス充電や急速充電をサポートしており、グーグルは両機種の充電のしくみに関して紹介した。

Pixel 6

　グーグルでは、「スマートフォンに必要な充電電力は、バッテリーセルの設計によって決まる」と紹介。「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」においては、高エネルギー密度のバッテリーセルを設計し、寿命や耐久性と充電速度のバランスをとるようにしたという。

　端末に搭載されているリチウムイオンバッテリーは最適化され、バッテリー残量が少ない場合に充電率が上がる仕様となっている。たとえばグーグルの30W充電器で充電した場合、Pixel 6を約30分で50％充電でき、約1時間で80％充電できる。

　Pixel 6は有線充電で最大21W、Pixel 6 Proは最大23Wを充電器から引き出すよう設計されている。バッテリーがフル充電に近づくと、今度はバッテリーの寿命を向上させる目的で、充電電力が減少するしくみ。

　グーグルは「これらのしくみにより、バッテリー残量が少ないときはスピーディーに充電しつつ、（バッテリーの）寿命を伸ばすために劣化を最小限にする」と紹介している。