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「TVer認知率は8割弱、学生は3割超が利用」――ドコモの調査

 NTTドコモ モバイル社会研究所は、スマホ・ケータイ所有者の動画サービス利用と民放公式テレビ配信サービス「TVer」利用動向についての結果を公表した。調査は2024年1月にWebで行われた。調査対象は全国の15~79歳の男女で、有効回答数は6440。

TVer認知率8割弱、利用率は年々増加し3割弱

無料動画サービス認知率・利用率調査

 無料動画サービス認知率・利用率調査をした結果、無料動画サービスの認知率はYouTubeがほぼ100%と非常に高く、TVerは8割弱の認知率があるという結果に。

 利用率(月1回以上利用)については、YouTubeが約7割と他の無料動画サービスよりも高く、次いでTVerが3割弱という結果になった。

TVerの認知率・利用率(2019年~2024年)調査

 2019年にはTVerの認知率は約4割と半数以下だったが、2022年4月からTVerでは地上波放送の同時配信「リアルタイム配信」を開始したという背景もあり、認知率は年々増加して2024年には8割弱という結果になった。

 また、2019年の利用率は1割以下だったが、利用率も年々増加し約3割にまで増加した。

女性の方がTVer利用率が高い

性年代別TVer認知率・利用率

 性年代別でTVerの利用率を調査した結果、女性全体で約3割、男性全体で約2割と女性の方が高い傾向にあるという結果に。また、10~60代で女性の方が男性よりもTVerを多く視聴していることもわかった。

 また、20代女性が34.5%、次いで40代女性が33.5%、30代女性が29.7%という結果に。

職業別では学生が約3割超

職業代別TVer認知率・利用率

 職業別にTVerの利用率を調査した結果、学生が3割超で1番多いという結果に。続いて、パート・アルバイト、公務員、会社員が3割弱という結果になった。

移動時に鉄道を利用する人の約3割が利用

移動手段別TVer認知率・利用率

 通勤通学や買い物など移動時に主にどのような交通手段を使っている人がTVerを利用しているのかを調査した結果、主に鉄道・電車を利用して移動している人の3割弱がTVerを利用しているという結果になった。