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グーグル「Pixel 3」以降でも日本語の文字起こしが利用可能に

 グーグルは、同社のスマートフォン「Pixel」シリーズを対象とした12月のアップデート(Feature Drops)を紹介している。レコーダーアプリは、新たに日本語での文字起こしにも対応する。

 Pixel 3a~Pixel 5a(5G)までの機種に関しては、アップデートが順次提供されている。Pixel 6とPixel 6 Proへの提供は来週から。

レコーダーアプリの文字起こし

 Pixel 3以降のレコーダーアプリは、新たに日本語、フランス語、ドイツ語の文字起こしに対応する。

「Quick Tap to Snap」

 ロック画面上から「Snapchat」にアクセスできる「Quick Tap to Snap」が、Pixel 4a(5G)以降の機種で利用可能になる。

 また、「Pixel Face」と呼ばれる新たなレンズが追加される。今後のアップデートでは、さらに多くのPixel専用レンズが登場する予定。

YouTubeの動画より(以下同)

Pixel 6シリーズがBMWの一部モデルと連携

 Pixel 6とPixel 6 Proは、「デジタルカーキー(Digital Car Key)」に対応する。

 BMW製自動車の2020年~2022年モデルの一部で、Pixel 6シリーズを用いて解錠・施錠などを行える。なお、この機能が利用できるのは一部の国のみとなっている。

「ウルトラワイドバンド」のサポート

 Pixel 6 Proは、超広帯域の無線技術である「ウルトラワイドバンド(UWB)」もサポートする。

 ファイル共有機能「ニアバイシェア(Nearby Share)」の機能性が向上する。

「Now Playing」のアップデート

 周囲で流れている楽曲を自動で認識する機能「Now Playing」がアップデートされる。

 Pixel 4以降の機種では、同機能が楽曲を自動で認識していない場合、検索ボタンのタップによって楽曲を検索できる。また、気に入った曲を保存することも可能。

「Conversation mode」のベータ版

 アクセシビリティ機能「会話モード(Conversation mode)」のベータ版が利用可能になる。

 機械学習を活用した同機能は、会話の際のノイズを取り除くことで、騒々しい環境下でも会話を聞き取りやすくするというもの。

自動車の衝突検知機能の拡大

 自動車の衝突を検知する機能が、新たに台湾、イタリア、フランスでも提供される。同機能は、日本や米国などですでに提供されていた。

壁紙の追加

 12月3日の国際障害者デーを記念し、3枚の壁紙が追加される。これは、バンクーバー在住のアーティストであるダナ・カーリー(Dana Kearly)氏が制作したものとなっている。