みんなのケータイ

「Pixel 6 Pro」の20倍望遠、意外とよく使うことに気づいた

【Pixel 6 Pro】

 昨年10月の発売から約7カ月、筆者は「Pixel 6 Pro」を相棒として利用してきました。同時に発売された「Pixel 6」との大きな違いである望遠カメラについては、「案外使わないかも」なんて思っていましたが、いえいえ、やっぱり備わっていると結構使う場面がありました。

 わかりやすい例として、ご近所にある鉄塔を撮ってみました。1倍では当然のことながら、鉄塔の全体を撮影できます。そこから、2倍、4倍、そして20倍(超解像ズーム)と、肉眼で見えなかった細部がわかる写真を残せます。

1倍
2倍
4倍
20倍。本誌読者のなかには、これがどちらの事業者さんのものか区別できる方もいらっしゃるでしょう

 これまでに遭遇した思わずズームしてしまう場面は、やっぱり、ちょっとどこかへお出かけしたとき。首都圏から西へ、静岡にちょっと近づいた際には、雄大な景色を超広角、あるいは広角カメラで撮影しつつ、望遠にもチャレンジ。同じ場所から、ちょっと違う記録が残せることに満足です。

伊豆を訪れた際に富士山ぱしゃり
約60km離れた山頂をズームしてみると宝永火口もバッチリ
雄大な景色をカメラに収めつつ
さらに気になるところにズーム! とはいえ、煙の向こうまではわかりません

 また、日常ではない、特別なイベントとしては、「子供の運動会」もいい機会。また、筆者が参加したものとしては、「プロ野球観戦」もPixel 6 Proの20倍ズームの威力を堪能しました。どちらもちょっと個人的な写真ですので、ここでの掲載は控えますが、スマホひとつという身軽さで、記憶を補うさまざまな名場面を撮れるというのはやっぱり魅力的。

 街を歩くなかでも、ふとすれ違ったネコ、あるいは鳥、そして基地局アンテナなど、「ちょっと距離のある被写体」には事欠きません。そういう意味では、最近発売された「Galaxy S22 Ultra」は非常に気になるところ。

 画質を求めると、まだまだ上には上がいる、というのは承知しつつ、先述したように「スマホひとつ」のお手軽さは大きなメリット。お出かけしやすくなってきた昨今だからこそ、これからも堪能していきたいところです。