山根康宏の「言っチャイナよ」
シャオミが独自チップセット搭載スマホ発表、セルフィーモデルも各社がモデルチェンジ
2025年6月30日 00:01
世界最大のスマートフォン市場、かつ最大の5G加入者数を誇る中国で毎月発売された5Gスマートフォンを香港在住の携帯電話研究家、山根康宏が紹介する。2025年4月に発表・発売された5Gスマートフォンは21機種。
内訳はファーウェイ3機種、シャオミ2機種、OPPO 4機種(OnePlus含む)、realme 1機種、vivo 4機種、HONOR 2機種、その他メーカー5機種。
シャオミが「Surge S1」以来となる独自チップセット「XRING O1」を発表し「Xiaomi 15S Pro」に搭載した。ファーウェイとvivoはセルフィー強化モデルを一新、OPPOとHONORはメインラインをモデルチェンジするなどライバルメーカーと同時期に同型のモデルを出すことが最近増えている。
また、AIスマートフォンを地道に展開しているMeizuからも2機種のモデルが登場した。
メディアテックチップで高性能化を図ったミドルレンジ、vivo「Y300 GT」
vivoのボリュームラインモデル「Yシリーズ」の中で上位に位置するモデルが「Y300 GT」だ。3月に発表された「Y300 Pro+」はYシリーズ最上位モデルだったが、Y300 GTは「GT」の名が表すようにゲーミング用途までもカバー可能なメディアテックのDimensity 8400 Ultraを採用し性能を大幅にアップ。
ディスプレイもリフレッシュレート、輝度ともアップ。バッテリー容量も7620mAhと大型化させた。
| 発表日 | 2025年5月9日 |
|---|---|
| 価格 | 1999元(約4万1000円)から |
| チップセット | MediaTek Dimensity 8400 Ultra |
| ディスプレイ | 6.78インチ2800×1260ピクセル、144Hz、5500nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+200万深度測定 |
| インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
| バッテリー | 7620mAh、90W充電(有線) |
| 5GNR対応バンド | n1/n3/n5/n8/n28A/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n77/n78 |
| 大きさ | 163.72×75.88×8.09mm |
| 重さ | 212g |
格安ながらもAIスマホを名乗るMeizu「Note 16」
799元という低価格ながらも国産チップセットを搭載しAI機能も利用できるMeizuの「Note 16」は背面デザインも高級感を持たせており、安さを感じさせない仕上げになっている。撮影カメラは一眼と割り切った仕様ながら、6600mAhと大型のバッテリーを搭載する。
| 発表日 | 2025年5月13日 |
|---|---|
| 価格 | 799元(約1万6000円)から |
| チップセット | UNISOC T8200 |
| ディスプレイ | 6.78インチ2460×1080ピクセル、120Hz、1050nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+200万深度測定 |
| インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、12GB+128GB、12GB+256GB |
| バッテリー | 6600mAh、40W充電(有線) |
| 5GNR対応バンド | n1/n3/n5/n8/n28A/n41/n78 |
| 大きさ | 167.56×75.77×9.18mm |
| 重さ | 216.9g |
コスパを極めたMeizuのAIスマホ「Note 16 Pro」
Meizuの低価格AIフォンの上位モデルが「Note 16 Pro」。Snapdragon 7s Gen 3搭載、144Hz駆動ディスプレイ、80Wの急速充電などスマートフォンとしての性能も悪くないレベルだ。
| 発表日 | 2025年5月13日 |
|---|---|
| 価格 | 1499元(約3万円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 |
| ディスプレイ | 6.78インチ 2720×1224ピクセル、144Hz、4500nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
| インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB |
| バッテリー | 6200mAh、80W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n2/n3/n5/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78 |
| 大きさ | 163.81×76.21×8.4mm |
| 重さ | 197.5g |
カメラ強化の主力モデル、OPPO「Reno14」
OPPOの主力ライン「Reno」シリーズが半年ぶりにモデルチェンジ。「Reno14」は基本モデルでトリプルカメラのうち2つを5000万画素と高画質化。バッテリーも6000mAhと大型化させている。カメラバンプはクリア素材を使いボディーも美しく仕上げている。
| 発表日 | 2025年5月15日 |
|---|---|
| 価格 | 2799元(約5万7000円)から |
| チップセット | MediaTek Dimensity 8350 |
| ディスプレイ | 6.59インチ 2760×1256ピクセル、120Hz、1200nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+5000万3.5倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 6000mAh、80W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n5/n8/n28A/n41/n48/n77/n78/n79 |
| 大きさ | 157.9×74.73×7.42mm、7.32mm(黒) |
| 重さ | 187g |
高画質ライブ配信も可能なOPPO「Reno14 Pro」
OPPO「Reno14」の上位モデルである「Reno14 Pro」は3つのカメラ全てを5000万画素とした高性能なカメラフォン。フロントカメラも5000万画素でどのカメラ・画角でも美しい撮影が可能だ。
また、ライブ配信性能も大きく強化されており、インテリジェントなノイズリダクションにより音声の明瞭度が60%向上、マルチカメラ切り替え機能も搭載、4K配信も楽にこなす。
| 発表日 | 2025年5月15日 |
|---|---|
| 価格 | 3499元(約7万1000円)から |
| チップセット | MediaTek Dimensity 8450 |
| ディスプレイ | 6.83インチ 2800×1272ピクセル、120Hz、1200nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+5000万3.5倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
| バッテリー | 6200mAh、80W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/n8/n28A/n41/n48/n66/n77/n78/n79 |
| 大きさ | 163.35×76.98×7.58mm、7.48mm(黒) |
| 重さ | 201g |
高デザインの女性向けスマホ、ファーウェイ「nova 14」
フロントカメラを強化したファーウェイのセルフィーモデル「nova」シリーズの最新モデルが3機種登場。ベーシックモデルの「nova 14」はリアカメラのうち超広角カメラの画質をアップ。
一方で、フロントカメラ画質は前モデルの6000万画素から5000万画素へと性能を落とし、価格を抑えた。背面はグラデーションが美しいデザイン。AI機能「Xiaoyi」も強化している。
| 発表日 | 2025年5月19日 |
|---|---|
| 価格 | 2699元(約5万5000円)から |
| チップセット | HiSilicon Kirin 8000(推測) |
| ディスプレイ | 6.7インチ 2412×1084ピクセル、120Hz、1100nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+1200万3倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | RAM非公開、ROM256GB、512GB |
| バッテリー | 5500mAh、100W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ | 161.73×75.48×7.18mm |
| 重さ | 192g |
セルフィーモデルの中核機、ファーウェイ「nova 14 Pro」
2024年10月発表のファーウェイ「nova 13 Pro」のマイナーアップグレードモデルが「nova 14 Pro」。フロントカメラはデュアル仕上げだが「nova 14」同様に広角カメラは5000万画素にダウングレード。一方でチップセットやAI機能は高めている。
| 発表日 | 2025年5月19日 |
|---|---|
| 価格 | 3499元(約7万1000円)から |
| チップセット | HiSilicon Kirin 8020(推測) |
| ディスプレイ | 6.78インチ 2776×1224ピクセル、120Hz、1200nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+1200万3倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万+800万2倍望遠(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | RAM非公開、ROM256GB、512GB |
| バッテリー | 5500mAh、100W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ | 163.4×75.0×7.78mm |
| 重さ | 207g |
衛星通話にも対応するファーウェイ「nova 14 Ultra」
ファーウェイ「nova」シリーズ最上位モデルとなる「nova 14 Ultra」は高級感あふれるゴールドボディーも加えたプレミアム機。デュアル衛星通信対応で衛星通話にも対応する。カメラは暗所での静止画・動画撮影も強化した。
| 発表日 | 2025年5月19日 |
|---|---|
| 価格 | 4199元(約8万5000円)から |
| チップセット | HiSilicon Kirin 8020(推測) |
| ディスプレイ | 6.81インチ 2860×1272ピクセル、120Hz、5500nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+1300万超広角+5000万3.7倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万+800万2倍望遠(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | RAM非公開、ROM256GB、512GB、1TB |
| バッテリー | 5500mAh、100W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ | 163.4×75.6×7.78mm |
| 重さ | 204g |
6万円台の超ハイスペックスマホ、vivo「iQOO Neo10 Pro+」
vivoのゲーミングモデル「iQOO」シリーズ最上位となる「iQOO Neo10 Pro+」はチップセットにSnapdragon 8 Eliteを搭載しながらも6万円台の価格を実現。
カメラは2眼と性能を抑えつつ、6000mAh台の大容量バッテリーは120W充電に対応。BMW M Motorsportとのコラボモデルも投入される。
| 発表日 | 2025年5月20日 |
|---|---|
| 価格 | 2999元(約6万1000円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Elite |
| ディスプレイ | 6.82インチ 3168×1440ピクセル、144Hz、4500nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
| インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
| バッテリー | 6800mAh、120W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/n7/n8/n18/n26/n28A/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 大きさ | 163.79×76.6×8.3mm、8.2mm(黒) |
| 重さ | 217g、212g(黒) |
シャオミ独自開発チップセットを搭載する「Xiaomi 15S Pro」
ライカとコラボしたカメラを搭載するシャオミのカメラフォン「Xiaomi 15 Pro」のチップセットを、自社開発した「XRING O1」としたモデルが「Xiaomi 15S Pro」。AI能力は44TOPSを誇る高性能チップセットで、今後シャオミのハイエンドモデルへの搭載も期待される。
なお、モデムはメディアテック製を採用している。本体デザインはXiaomi 15 Proとほぼ同等である。
| 発表日 | 2025年5月22日 |
|---|---|
| 価格 | 5499元(約11万1000円)から |
| チップセット | Xiaomi XRING O1 |
| ディスプレイ | 6.73インチ 3200×1440ピクセル、120Hz、3200nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+5000万5倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 16GB+512GB、16GB+1TB |
| バッテリー | 6100mAh、90W充電(有線)、50W充電(無線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79 |
| 大きさ | 161.3×75.3×8.33mm |
| 重さ | 216g |
シャオミの女子スマホが美しくモデルチェンジした「Xiaomi Civi 5 Pro」
女性をターゲットにしたシャオミの「Civi」シリーズ最新モデル。前年モデル「Civi 4 Pro」からディスプレイやメインカメラ性能は同等のままだがフロントカメラを5000万画素に強化。チップセットやバッテリー容量を高めた。
また、シックな茶色の「アイスコーヒー」モデルなど、全体的にカラバリはより上品なイメージに仕上げた。
| 発表日 | 2025年5月22日 |
|---|---|
| 価格 | 2999元(約6万1000円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 |
| ディスプレイ | 6.55インチ 2750×1236ピクセル、120Hz、3200nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+1200万超広角+5000万2.5倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 6000mAh、67W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/n8/n28A(UL:703MHz-733MHz、DL:758MHz-788MHz)/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 大きさ | 157.05×73.2×7.45mm、7.65mm(茶) |
| 重さ | 184g、181g(茶) |
オーバークロックCPU搭載のnubia「REDMAGIC 10S Pro」
ZTE傘下のnubiaのゲーミングモデル「REDMAGIC 10S Pro」はチップセットにSnapdragon 8 Elite Leading Versionを搭載、通常のSnapdragon 8 Eliteをオーバークロックしたものでより高いパフォーマンスを提供する。
また、前モデルの最上位モデル「REDMAGIC 10 Pro+」と同じ高容量バッテリーを搭載した。
| 発表日 | 2025年5月26日 |
|---|---|
| 価格 | 4999元(約10万1000円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Elite Leading Version |
| ディスプレイ | 6.85インチ 2688×1216ピクセル、144Hz、2000nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+200万マクロ |
| インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 7050mAh、80W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ | 163.98×76.35×8.9mm |
| 重さ | 229g |
大容量バッテリー搭載のハイエンドゲーム機、nubia「REDMAGIC 10S Pro+」
同時に発表されたnubia「REDMAGIC 10S Pro」のバッテリー容量を7500mAhに高めたモデルが「REDMAGIC 10S Pro+」である。バッテリー以外のスペックは同等、メモリ構成が異なり24GBメモリ搭載モデルも用意される。
| 発表日 | 2025年5月26日 |
|---|---|
| 価格 | 5999元(約12万2000円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Elite Leading Version |
| ディスプレイ | 6.85インチ 2688×1216ピクセル、144Hz、2000nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+200万マクロ |
| インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 16GB+512GB、24GB+1TB |
| バッテリー | 7500mAh、80W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ | 163.98×76.35×8.9mm |
| 重さ | 229g |
高性能・低価格を実現したOnePlus「Ace 5 Race」
1799元という価格ながらメディアテックの上位チップセットを搭載するOnePlusの「Ace 5 Race」はカメラ性能もベーシックに抑え、本体のパフォーマンスに特化したモデル。バッテリーは7100mAhと大容量でゲーミング用途にも向いている。
| 発表日 | 2025年5月27日 |
|---|---|
| 価格 | 1799元(約3万6000円)から |
| チップセット | MediaTek Dimensity 9400e |
| ディスプレイ | 6.77インチ 2392×1080ピクセル、120Hz、1300nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+200万深度測定 |
| インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+256GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 7100mAh、80W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 大きさ | 163.58×76.02×8.17mm、8.27mm(白) |
| 重さ | 200g |
高タッチ感度でゲームにも最適なOnePlus「Ace 5 Ultra」
OnePlusの「Ace」シリーズ最上位モデル。メディアテックの最上位チップセットを搭載、カメラはデュアル仕様。ディスプレイのタッチ性能を高める独自開発チップも搭載、高速操作時でも入力遅延を極限まで抑えている。
加えて、Wi-Fiチップも独自のものを搭載し通信安定性も高めた。
| 発表日 | 2025年5月27日 |
|---|---|
| 価格 | 2499元(約5万1000円)から |
| チップセット | MediaTek Dimensity 9400+ |
| ディスプレイ | 6.83インチ 2800×1272ピクセル、144Hz、1400nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
| インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
| バッテリー | 6700mAh、100W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/ n8/n26/n28A/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 大きさ | 163.41×77.04×8.1mm |
| 重さ | 206g |
2億画素カメラ搭載のメインライン、「HONOR 400」
HONORのメインモデルで数字3桁型番の「HONOR 400」は2億画素カメラで望遠領域も撮影写真の拡大でカバーできる、コスト重視のカジュアルなカメラモデル。背面出材は歴代モデルが非対称型のカメラバンプを採用していたが、本モデルではベーシックなデザインに落ち着いている。
| 発表日 | 2025年5月28日 |
|---|---|
| 価格 | 2499元(約5万円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 4 |
| ディスプレイ | 6.55インチ 2736×1264ピクセル、120Hz |
| リアカメラ画素数 | 2億広角+1200万超広角 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 7200mAh、80W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ | 156.3×74.7×7.8mm |
| 重さ | 196g |
カメラ性能を高めたボリュームゾーンモデル「HONOR 400 Pro」
HONORのメインラインモデルの中でカメラ性能を高めたモデルが「HONOR 400 Pro」。2億画素のメインカメラに5000万画素望遠カメラで旅行時の風景写真撮影なども得意とする。背面デザインも上質な感じに仕上げており、ターゲットは女性層としている。
| 発表日 | 2025年5月28日 |
|---|---|
| 価格 | 3399元(約6万8000円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
| ディスプレイ | 6.55インチ 2736×1264ピクセル、120Hz |
| リアカメラ画素数 | 2億広角+1200万超広角+5000万3倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 7200mAh、90W充電(有線)、50W充電(無線) |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ | 156.3×74.7×7.8mm |
| 重さ | 204g |
コスパ重視のハイエンドモデル、realme「Neo7 Turbo」
メディアテックの高性能チップセット搭載モデルが多いrealmeのハイエンドモデル「Neo」シリーズ最上位モデルとして「Neo7 Turbo」が登場した。2024年12月発表の「Neo7」をベースに、チップセットの高速化やディスプレイの大型化、バッテリーの大容量化を実現。しかも価格は2000元以下に抑えている。
| 発表日 | 2025年5月29日 |
|---|---|
| 価格 | 1999元(約4万1000円)から |
| チップセット | MediaTek Dimensity 9400e |
| ディスプレイ | 6.8インチ 2800×1280ピクセル、120Hz、6500nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
| インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+256GB |
| バッテリー | 7200mAh、100W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/n7/n8/n18/n26/n28A/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 大きさ | 162.42×76.13×8.59mm |
| 重さ | 205g |
カラフルデザインのセルフィースマホ、vivo「S30」
セルフィー・ポートレート撮影に強いvivoの「S」シリーズが半年ぶりにモデルチェンジ。本体カラーをカラフルなものとし、従来の重厚感あるオシャレ系から脱却。背面デザインもカメラ配置や変色ライトをシンプルなものとして、一見すると「普通のスマホ」に見えるデザインとした。
フロントカメラが5000万画素など自撮り性能は引き続き強化。リアカメラも5000万画素3倍を加え、ポートレート撮影を強化した。
| 発表日 | 2025年5月29日 |
|---|---|
| 価格 | 2999元(約6万1000円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 4 |
| ディスプレイ | 6.67インチ 2800×1260ピクセル、120Hz、5000nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+5000万画素3倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 6500mAh、90W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/n7/n8/n18/n26/n28A/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 大きさ | 160.21×74.39×7.49mm |
| 重さ | 192g |
小型になったセルフィースマホ、vivo「S30 Pro mini」
vivo Sシリーズ初の小型モデルが「S30 Pro mini」である。2024年10月に発表された「X200 Pro mini」同様、Proモデルを小型にした製品だ。
ただし「S30 Pro」はまだ発表されておらず、来月以降、「S30」の上位モデルとして登場することが期待される。S30 Pro miniはX200 Pro miniと同じ6.31型ディスプレイを搭載、小型サイズながらS30と同じ6500mAhバッテリーを搭載する。
| 発表日 | 2025年5月29日 |
|---|---|
| 価格 | 3499元(約7万1000円)から |
| チップセット | MediaTek Dimensity 9300+ |
| ディスプレイ | 6.31インチ 2640×1216ピクセル、120Hz、5000nits |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+5000万画素3倍望遠 |
| インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
| バッテリー | 6500mAh、90W充電(有線) |
| 5G NR対応バンド | n1/n3/n5/n7/n8/n18/n26/n28/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 大きさ | 150.83×71.76×7.99mm |
| 重さ | 186g |
ラグジュアリーモデル2機種目のフリップモデル、VERTU「QUANTUM FLIP」
高級スマートフォンを展開するVERTUから、2024年の「IRONFLIP」の後継機となる縦折り型のフリップモデル「QUANTUM FLIP」が登場した。ボディーはカーボンファイバー、チタンアロイ、めのう、わに革の4タイプ。
フレームのゴールド仕上げモデルは300万円を超える。基本性能やボディー形状からZTEの「nubia Flip 2」をベースにしたモデルと推測される。
| 発表日 | 2025年5月30日 |
|---|---|
| 価格 | 4910ドル(約71万4000円)から |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Elite |
| ディスプレイ | 6.9インチ 2790×1118ピクセル、120Hz、3.0インチ 682×422ピクセル(折り畳み時) |
| リアカメラ画素数 | 5000万広角 |
| インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
| RAM/ROM構成 | 16GB+1TB |
| バッテリー | 4300mAh |
| 5G NR対応バンド | 非公開 |
| 大きさ/重さ | 非公開 |










































