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Google Workspaceの「Gemini」強化、メールやWeb情報から表を埋めてくれる
2026年3月11日 13:55
グーグル(Google)は、Google Workspaceの「ドキュメント」「スプレッドシート」「スライド」「ドライブ」で利用できる「Gemini」の新機能を発表した。「Google AI Pro / Ultra」プランのユーザー向けに、ベータ版として英語で提供が始まった。
Googleドライブの新機能については米国のみでの提供となる。今後、多言語対応も予定されている。
ドキュメント:既存ファイルを参照して文書作成
「Gemini in Docs」では、既存のファイルやメール、Web上の情報が参照され、ユーザーの好みのスタイルで文書が作成される。
サイドパネルや下部のバーにプロンプトを入力すると、関連ファイルから情報が抽出され、草稿が自動生成される仕組み。文章のトーン調整や、指定した参照用ドキュメントのフォーマットに合わせる機能も備わる。
スプレッドシート:指示ひとつで表を構築
「Gemini in Sheets」では、プロンプトの入力だけでスプレッドシート全体を構築・編集できる。タスク管理など、メールやファイル内の情報が集約されたシートが自動で提供される。
「Fill with Gemini」機能を利用すると、既存のシート内のデータに加えて、Google検索からのリアルタイム情報が用いられ、表の空欄が自動で埋められる。手作業での情報収集の手間が省け、データの分類や要約もできる。
スライド:テーマに沿ったスライド生成
「Gemini in Slides」では、全体のテーマに沿った新しいスライドが生成される。ファイルやメール、Webから文脈が読み取られ、編集可能な図表が作成される。
また、「全体の色調に合わせる」といったプロンプトによる編集機能も提供される。さらに、単一のプロンプトからプレゼンテーション全体を生成する機能も近日中に追加予定。
ドライブ:ファイル内の情報を要約・回答
Googleドライブでは、ファイル内の情報から瞬時に回答を得られる。自然な言葉で検索すると、検索結果の上部に「AI Overview」が表示され、ファイルから抽出された関連情報が引用元とともに提示される仕組み。ドキュメントを開くことなく必要な回答を取得できる。
加えて、新機能の「Ask Gemini in Drive」により、ドキュメントやメール、カレンダー、Webなどを横断して複雑な質問に答える機能も利用できるようになる。
