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KDDI、Starlink衛星とIoTデバイスが直接通信する「au Starlink Direct for IoT」

 KDDIと沖縄セルラーは4月23日、IoTデバイスとStarlink衛星が直接通信する法人向けサービス「au Starlink Direct for IoT」の提供を開始した。IoTデバイスとStarlinkの直接通信を可能にする法人向けサービスは、国内で初めて提供される。

 これまで通信が困難だった山間部や島しょ部など、モバイル通信の圏外エリアにおいてIoT通信が可能になる。人手による巡回や目視確認に頼っていた現場の状況を、遠隔から把握・管理できるようになる。

 au(KDDI)の場合の人口カバー率は99.9%に達するが、山の多い日本では、面積カバー率が約60%となっており、スターリンクを活用することで、残る40%のエリアでも物流・集荷などの地域インフラ監視、電気・ガス・水道メーターの検針、獣害対策などを実現しやすくする。

 具体的な活用事例として、九州電力送配電とともに圏外エリアでの電力メーター遠隔検針に関する技術検証が進められている。この検証では、IoTデバイスとStarlink衛星が直接通信し、データの取得と伝送ができることが確認された。

フォレストシーの製品
通信インフラ機器の親機と子機。au Starlink Directに対応したことで圏外エリアにも置けるようになった
親機や子機と無線で接続する気象計と水圧センサー
林業者向けデバイス
罠の捕獲通知機
アイエスイーのため池監視観測システム(左)と捕獲パトロールシステム(右)