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スマホ新法でブラウザ・検索エンジンの選択必須化、KDDIが仕様変更を案内

 KDDIは2日、スマホソフトウェア競争促進法(スマホ新法)の施行にあわせて、スマートフォンの利用開始時などにブラウザや検索エンジンの選択画面が表示されるようになる仕様変更について案内を公開した。

ブラウザと検索エンジンの選択画面が表示

 同法の規制対象となるOSを搭載したスマートフォンでは、初期設定時やOSアップデート後に、デフォルトで使用する「ブラウザアプリ」や「検索エンジン」を選択するための画面(チョイススクリーン)が表示されるようになる。

 これにより、ユーザーは表示されたリストの中から、自分が利用したいブラウザや検索エンジンを選び、設定する必要がある。KDDIは、こうした挙動が同法の施行にともなうOS提供事業者側の仕様変更によるものであると説明し、ユーザーが戸惑わないよう周知を行っている。

 Androidでは、端末の初期設定フロー内、またはソフトウェアアップデート後の通知画面をタップすると表示される画面から、ブラウザと検索エンジンを選択できる。iPhone向けの対応は準備中としている。

 なお、ファミリーリンクを利用しているユーザーや、法人ユーザーで社内のモバイル端末管理サービスを利用している場合は表示されない。

 対応機種は、12月2日時点でサムスンの「Galaxy S22」~「Galaxy Z Fold7」、ソニーの「Xperia 1 VII」~「Xperia 10 V」、グーグルの「Pixel 6」~「Pixel 10 Pro Fold」など、60機種となっている。

表示対応機種(Android) 12月2日時点
サムスン
  • Galaxy S22/S22 Ultra
  • Galaxy A53 5G
  • Galaxy Z Fold4/Flip4
  • Galaxy S23/S23 Ultra/S23 FE
  • Galaxy A54 5G
  • Galaxy Z Fold5/Flip5
  • Galaxy S24/S24 Ultra/S24 FE
  • Galaxy A55 5G
  • Galaxy Z Fold6/Flip6
  • Samsung Galaxy S25/S25 Ultra
  • Samsung Galaxy A25 5G
  • Samsung Galaxy Z Fold7/Flip7
OPPO
  • OPPO Reno13 A
ソニー
  • Xperia 1 VII
  • Xperia 10 VII
  • Xperia 1 VI
  • Xperia 10 VI
  • Xperia 1 V
  • Xperia 5 V
  • Xperia 10 V
グーグル
  • Google Pixel 6/6a
  • Google Pixel 7/7 Pro/7a
  • Google Pixel Fold
  • Google Pixel 8/8 Pro/8a
  • Google Pixel 9/9 Pro/9 Pro XL/9 Pro Fold/9a
  • Google Pixel 10/10 Pro/10 Pro XL/10 Pro Fold
シャオミ
  • Redmi 12 5G
  • Xiaomi 13T
  • Redmi Note 13 Pro 5G
  • Xiaomi 14T
FCNT
  • arrows We2
京セラ
  • BASIO active3
  • DIGNO SX3
  • TORQUE G06
シャープ
  • AQUOS sense8
  • AQUOS wish4
  • AQUOS sense9
  • AQUOS sense10