ニュース

楽天モバイル、“プラチナバンド”700MHz帯申請についてコメント

 総務省は、プラチナバンドと呼ばれる700MHz帯の割当に関する申請について、申請者が楽天モバイル1者のみであったと発表した。今後は総務省で審査が実施され、開設計画の認定にあたって電波監理審議会に諮問を行う。諮問は10月23日の予定。

 楽天モバイルはこれについて、「当社は、参入当初より『携帯市場の民主化』を掲げており、国内における公平な競争環境ならびに通信ネットワークの構築・整備のため、つながりやすいモバイル通信サービスを実現する上で欠かせない周波数であるプラチナバンドの割当を申請させていただいた」とコメントした。

 今回、割り当てられる予定の周波数帯域は、700MHzの3MHz幅×2。端末側は715MHz~718MHz、基地局側は770MHz~773MHzを用いる。

 携帯各社のうち、楽天モバイルはプラチナバンドを保有していない。同社は8月の決算説明会において、700MHz帯が割り当てられた場合には、2023年12月~2024年年初以降、同社設備で700MHz帯を発射できることを目指すとしていた。