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楽天ヘルスケア、岡山県備前市の「ウオークラリー」と連携

 楽天グループの提供するアプリ「楽天ヘルスケア」が、岡山県備前市で開催される「びぜんウオークラリー」と連携する。6日午後、楽天モバイル代表取締役共同CEOの鈴木和洋氏が京都で開催された「京都スマートシティエキスポ2023」で語った。

楽天モバイル代表取締役共同CEOの鈴木和洋氏

 「びぜんウオークラリー」は、備前市で開催されてきたイベント。街を歩き、その魅力を再発見してもらうといった取り組みだが、これまでは歩いた距離が推定となり、参加者の健康に与えた影響がわからなかったほか、継続した参加を呼びかけにくい環境だった。

 そこでスマートフォンを活用することで、効果を高める。楽天ヘルスケアのアプリにより、歩行距離や歩数を算出できるようにするほか、将来開催される同イベントへを通知できるようにする。

 鈴木氏は、「びぜんウオークラリー」の課題を楽天ヘルスケアで解決することで、将来的には、行政側がイベントへ参加する市民の健康状態を把握しやすくし、自治体としての医療分野での戦略に活かせると、その意義を語った。