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MM総研、9月末時点での国内MVNO市場調査の結果を発表
2021年12月21日 19:05
二半期連続のマイナス成長
今回の調査結果によると、独自サービス型SIMの回線契約数は1239.5万回線で、前年同期比で19.3%減となった。
また、2021年3月末の調査に続き、二半期連続で前年同期を下回っている。
サブブランドがシェアを拡大
2021年9月末時点で、携帯電話(3G、LTE、5G)契約数は1億9606万回線。そのうち独自サービス型SIMが占める契約数の比率は、2020年9月末から1.9ポイント減の6.3%となった。
MMRIは、2021年9月末時点のサブブランド(ワイモバイルとUQ mobile)の契約数比率が上がったことや、大手キャリアのオンライン専用プランの存在を挙げ、「MVNOにとっては厳しい市場環境」としている。
気になるシェアNo.1は
独自サービス型SIM市場の事業者シェア1位は、「IIJmio」などを提供するインターネットイニシアティブ。個人向けの「ギガプラン」に加え、IoT用途を含む法人向け回線が好調だった。
2位は、「OCN モバイル ONE」などを提供するNTTコミュニケーションズ。3位は「mineo」を提供するオプテージとなった。