ニュース

ドコモとJTOWERが資本業務提携、コスト削減し早期エリア展開進める

 NTTドコモとJTOWERは、資本業務提携を締結すると発表した。ドコモがNTT(持株)が保有するJTOWER株の一部を取得し、議決権比率2.5%の株主となる予定。

 ドコモでは、今回の提携を通じてJTOWERとの連携を強化。屋内外の新規設備の構築や既存鉄塔の有効利用に向けた検討・協議を行い、経済的な5G網を構築、コストや消費電力、インフラ設備のスペースを削減し、早期エリア展開に向けて取り組むとしている。

 ドコモは2016年から、JTOWERが展開する屋内用の4Gインフラシェアリングソリューションを利用しており、2020年10月には、同じくJTOWERの東京都庁の5G向けの設備や西新宿エリアのスマートポールを利用するなど、インフラシェアリングの活用を進めてきた。