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セントレア空港などを早期に5Gエリア化、自治体と通信事業者が協力

JTOWERによる共用アンテナや設備の設置も

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルのモバイル通信4社および、愛知県、常滑市、JTOWERは、中部国際空港(セントレア)やその周辺地域を早期に5Gエリア化するための協定に同意した。

モバイル通信関連の事業者と愛知県、常滑市が協定

 5Gエリア化の対象となるのは中部国際空港島およびりんくう町で、2023年度前半を目標に、通信キャリアやJTOWERなどが協力して5Gアンテナ基地局および共用アンテナ・設備を設置し、5Gエリア化を目指す。

 協定の締結にともない、通信事業者4社は、整備計画をできる限り前倒しし、5Gアンテナ基地局を早期に整備する。JTOWERは、これらの通信事業者と協力し、対象地域における共用アンテナ・設備を設置する。

 愛知県と常滑市は、5Gアンテナ基地局や共用アンテナ・設備の円滑な設置に向け、県や市有地の提供、関係者の協議の促進などに最大限努力する。

 屋外で5Gエリアを面的に整備するにあたり、官民連携によりアンテナ共有化などを進める取り組みは、今回の事例が全国初という。

協定書