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”サブスク“の請求トラブルにご用心、国民生活センターが注意喚起

 国民生活センターは、サブスクリプションサービスに関する相談が全国の消費生活センターに寄せられているとして、利用者に注意を呼びかけている。

 サブスクリプションでは、定められた料金を定期的に支払うことにより、一定期間、商品やサービスを利用できる。サービスの例としては動画や音楽の配信などが挙げられ、スマートフォンなどを使ってインターネット上で申し込めるものも多い。

 サブスクリプションの中には、”お試し期間“として無料期間が設けられ、期間の終了後には自動で有料プランへ移行するサービスもあり、注意が必要とされている。

 国民生活センターによれば、サブスクリプションに関する相談が、2021年度以降で毎月500件程度、全国の消費生活センターに寄せられているという。

 相談事例としては、動画配信サービスの解約を忘れ、利用していないにも関わらず料金を請求された例や、アプリの無料期間後に意図しないかたちで継続課金になっていた例などがある。

 国民生活センターでは、契約条件をよく確認の上、理解してから契約するよう呼びかけている。また、最寄りの消費生活センターなどを案内する全国共通の3桁の電話番号として188番(消費者ホットライン)を案内している。