国民生活センター、新型コロナワクチン詐欺に注意喚起

　国民生活センターは、新型コロナワクチン接種に便乗した詐欺への注意を呼びかけている。

確認された相談事例

　これまで国民生活センターへ寄せられた、ワクチン詐欺が疑われる主な相談事例は、「大規模接種会場の予約情報を尋ねる不審な電話がかかってきた」「『ワクチン受付中』という内容のSMSが届いた」「ウェブサイトでワクチン接種を申し込んだが、不審なサイトだったのではないか」というもの。

　これらの事例に対し、国民生活センターは消費者へのアドバイスとして、「ワクチン接種に関連した電話やSMSなどには注意が必要」「新型コロナワクチンの接種は無料なので、国や自治体がワクチン接種のために金銭や個人情報を電話やメールで求めることはない」と呼びかけている。

　国民生活センターは、少しでも疑念を感じたり不安な場合は、2月に設置したワクチン詐欺ホットラインへ連絡するよう案内している。