ニュース

SNSやマッチングアプリで知り合った相手からの暗号資産勧誘に注意、国民生活センター

 国民生活センターは、SNSやマッチングアプリで知り合った相手や同僚、知人をきっかけとした暗号資産の勧誘トラブルについて、注意喚起を行っている。

 相談事例として、「SNSで知り合った外国人女性から指示されたアプリ内で暗号資産の取引をして、出金を希望したら、高額な費用を請求された」ケースや「同僚に暗号資産のAI投資をもちかけられ、お金を手渡したが、同僚に返金を求めても返金されず、連絡も取れない」ケースなどが紹介されている。

 国民生活センターは、「暗号資産の投資を勧める相手からの勧誘をうのみにしない」「暗号資産交換業の登録業者か確認し、無登録業者とは取引しない」など、注意を呼びかけている。

 また、不安に思った場合やトラブルになった場合はすぐに最寄りの消費生活センターなどに相談するよう案内している。消費者ホットラインの全国共通の電話番号は「188」番。