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ドコモの「Xperia 10 II」がAndroid 11に

 NTTドコモは、ソニー製Androidスマートフォン「Xperia 10 II SO-41A」向けに、Android 11へバージョンアップする最新ソフトウェアの提供を開始した。

Xperia 10 II

 Android 11へバージョンアップすることで、チャットやSNSアプリの通知では「バブル」と呼ばれる機能が利用できるようになる。バブル対応アプリであれば、ほかのどのアプリを使っていても、メッセージが届いたことを知らせる表示からフローティングの丸いアイコンを表示させて、すぐ返信できる。

 アプリの権限に関する仕様も変わり、新たに「今回のみ」許諾する仕組みが導入される。たとえばアプリが位置情報、マイク、カメラなどを使いたいとリクエストしてきた場合、「アプリの使用時のみ」「今回のみ」「許可しない」といった選択肢から選べる。アプリ設定から常にOKすることもできる。また許可したとしても、一定期間、アプリが使われていなければ、その許可を自動的に削除する仕組みも取り入れられている。

 このほか、画面表示を録画するスクリーンレコード、ドコモ独自の仕組みとしてスマホを振ってアプリを起動する「スグアプ」も使えるようになる。

 更新所要時間は約35分。更新後のビルド番号は「59.1.B.1.52」。