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Android XR搭載オーディオグラスが今秋後半に登場
2026年5月20日 04:23
グーグルは、生成AI「Gemini」を搭載する次世代スマートグラスを発表した。サムスンやクアルコムと共同で構築した「Android XR」プラットフォームを採用し、オーディオグラスが今秋後半に登場する。
グーグルは、スマートグラス(Intelligent eyewear)を、スマートフォンを取り出すことなく、その場で必要なサポートを提供するデバイスと位置づける。音声でサポートを提供するオーディオグラスと、視覚的な情報も表示するディスプレイグラスの2種類を展開予定で、オーディオグラスから先行発売する。
オーディオグラスは、長時間の着用を想定し、デザイン性と快適性が重視された設計。アイウェアブランドのGentle Monster(ジェントルモンスター)とWarby Parker(ワービーパーカー)から、両ブランドのフルコレクションの一部として年内に発売される。
内蔵されたGeminiには、フレームの側面に触れるか「OK Google(Hey Google)」と呼びかけるだけでアクセスできる。内蔵カメラとAIにより、ユーザーが見ている風景に関する質問ができる。たとえば、目の前にあるレストランのレビュー検索、雲の種類の判別、複雑な駐車標識の読み解きなどが可能となる。
また、ユーザーの現在地と向いている方向を認識し、自然な音声でのターンバイターンナビゲーションを行う。ユーザーの好みに応じた周辺の飲食店検索や、経由地の追加にも対応する。
スピーカーを通じて、通話の管理や、テキストメッセージの送信、未読メッセージの要約音声の読み上げがハンズフリーで実行可能。周囲の環境に合わせた音楽再生にも対応する。
翻訳機能では、話者の声のトーンやピッチに合わせたリアルタイムの音声翻訳が実行できるほか、看板やメニューの文字を見るだけで翻訳音声を聞くことも可能。「Gemini Intelligence」がバックグラウンドで複数ステップのタスクを処理し、スマートフォンをポケットに入れたままフードデリバリーの注文準備などを完了できる。
写真や動画の即時撮影にも対応。音声コマンドで撮影したのち、画像編集AI「Nano Banana」を利用して背景の不要な要素を削除したり、「全員に面白い帽子を被せて」といった指示で画像を加工することができる。
デバイスはAndroidとiOSに対応。配車アプリの「Uber」や語学学習アプリの「Mondly」など、スマートフォンの各種アプリを音声のみで操作できる。








