てっぱんアプリ!

洪水などの災害時に「Google マップ」でライブカメラや通行止め情報を素早くチェックする方法

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google マップ
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 15.0 以降、Android 8.0 以上
カテゴリ: ナビ

 8月の3連休付近では、熊本県を中心に九州地方で大雨による被害が拡大した。今は天気アプリなどで災害情報や防災情報を得られるが、こういった災害時に現地の詳しい状況を知りたいなら、意外と「Google マップ」が役に立つところもあるので、紹介しよう。

「Google マップ」なら災害時に必要な情報を素早く確認できる

知りたい場所のライブカメラを素早く見つけられる

 災害発生前後になるべく早く知りたいのが、現地の河川の状況だろう。ありがたいことに、全国各地の河川周辺にはライブカメラが設置されており、その映像が静止画や動画で24時間配信されているので、WebやYouTubeなどから探し出してチェックすることで防災に役立てることができる。

 しかしGoogle マップで「ライブカメラ」と検索すれば、もっと簡単にライブカメラを見つけることが可能だ。地図上のライブカメラのある位置にアイコン表示されるので、タップして詳細画面を表示し、ホームページURLを選べばOK。そのライブカメラの映像を配信しているページが開き、リアルタイムの状況をすぐに把握できる。

「ライブカメラ」で検索するとライブカメラのあるポイントが表示
そのポイントをタップし、ホームページURLを選ぶ
現地のほぼリアルタイムの状況を確認できる
PCサイトで画像が小さく表示されるときもあるので、拡大してチェックしよう

 WebやYouTubeだと地名での検索がメインになってしまうので分かりにくい時もあるが、Google マップなら地図を見ながら探せるので、手間取ることなく自分の知りたい場所のライブカメラに行き着けるだろう。

 また、「交通状況」のレイヤーを有効にしておくと、災害などの影響で通行止めになっている道路が分かるようにもなっている。避難するためにクルマを運転しなければならないときは、あらかじめライブカメラで状況把握しつつ通行止め区間にも注意して、場合によっては迂回ルートも検討しながら慎重に行動したい。

画面右上のレイヤーボタンから「交通状況」を選べば……
通行止め区間も分かる