てっぱんアプリ!

危険な暑さの対策に「東京暑さマップ」、全国各地の暑さを予測する方法も

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: 東京暑さマップ
開発者: 東京都環境局
価格: 無料
対応OS: iOS、Android
カテゴリ: 天気

 日本全国で危険な暑さが襲来しそうなこの夏、熱中症を防ぐには、通常の天気予報よりも詳細な情報をタイムリーに手に入れることが大事かもしれない。そこで、今回は暑さ対策に便利そうな予報サイトを紹介しよう。

時間ごとの暑さが丸わかりの「東京暑さマップ」

「東京暑さマップ」で時間ごとの暑さ、避暑に向いたエリアをチェック

 東京都では「東京暑さマップ」というWebサイトを公開している。東京都内(離島を含む)の各所における時間帯別の暑さ指数の実績・予想を色分けして、ひと目で把握できるようにしたもの。スライダーを操作することで、24時間前から48時間後まで、1時間ごとの各地の暑さをチェック可能だ。

 「ほぼ安全」とされる指数21未満は青で、「危険」とされる31以上はオレンジやパープル、もしくはグレーで示す。

 日中は猛烈に暑く、夜間は暑さが和らぐ、というのは当然だが、同じ東京都内でも西側の奥多摩の方は危険性の低い時間帯が多く、避暑に適していそうなことが分かる。これを見て、休日は都心を避けて涼しいエリアに出かける、ということも考えたいところだ。

東京の西側の山間地域はさすがに少し涼しいようだ
島嶼部は画面右下の「地域選択」から確認できる

全国の暑さチェックは「熱中症予防情報サイト」で

 東京都以外の地域の暑さ予報を知りたいなら、環境省が提供している「熱中症予防情報サイト」の「暑さ指数の実況と予測」が参考になる。選択した都道府県や地域における、各観測地点の暑さ指数の実績・予測値を知ることが可能だ。

 こちらも同じように色分けして表示するが、確認できるのは現在時刻から2日後の24時までで、予測できる範囲は少し狭い。

 ただし、各観測地点の予測画面では暑さ指数の今後の推移を表形式(スマホの場合。PCではグラフ表示)でチェックできるなど、俯瞰的に把握できる機能もある。知りたい情報によってはより便利に活用できるはずだ。

環境省「熱中症予防情報サイト」の「暑さ指数の実況と予測」ページ
選択した地域の2日後までの予測値をチェックできる
観測地点の今後の暑さ推移も分かりやすい
駐車場やバス停など、スポットごとの暑さ目安を知ることができるのも便利