てっぱんアプリ!

「Yahoo!天気」がSNSになっちゃった!? 節度をもって楽しく使おう
2025年7月18日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
天気予報アプリ「Yahoo!天気」に、ユーザー投稿の機能が追加され話題になっている。天気アプリとユーザー投稿の組み合わせはこれが初というわけではなく、他のアプリでも例はあるが、ユーザー数の多さや一言コメントで気軽に投稿できることから意外な展開も見せているようだ。
詳細な天気情報が得られるだけでなく、全国のユーザーの周辺状況を反映した投稿も閲覧可能に
「Yahoo!天気」は、現在地や指定した地域の詳細な天気情報のほか、雨雲レーダー、台風の進路など、災害防止に役立つ情報も得られるアプリ。
そこに最近になって、ユーザー1人1人が天気の状況やコメントなどを投稿できる機能が加わった。画面下部の「雨雲」をタップして雨雲レーダーの画面に遷移した後、「投稿」ボタンをタップすると、地図上にユーザー投稿が表示されるモードに切り替わる。
投稿内容はいくつかのカテゴリーに分かれていて、「いまの天気」に関するもののほか、「冷房」「体感気温」「風」、さらには「セミ」や「アイス」などに関する投稿もある。
各地の天気の状況を知りたければ「いまの天気」を、暑さ・寒さの程度を知りたいなら「体感気温」を、セミの活動状況については「セミ」をそれぞれ選ぶことで、その投稿をした場所と状況、さらに投稿コメントが見られる、という仕組みだ。
自由な内容でコメント投稿できるけれど、気を付けておきたいことも
地図上で表示対象となるのは、投稿時間が過去3~24時間以内(カテゴリーによって異なる)のもののため、必ずしもリアルタイムの状況を反映したものではないが、地域ごとにどういう傾向にあるのかを知ることはできるだろう。
もちろん投稿は誰でも匿名で行なえ、たとえば「いまの天気」について投稿したいときは「晴れ・くもり・雨」のいずれかを選択したうえで、任意で60文字までのコメントを入力するだけだ。
自由に入力できるので、天候や各カテゴリーとは直接的には関係のない投稿が見つかることもあり、それが面白味を増しているところもある。
ただ、晴れているのに雨が降っているとしたり、個人情報に関わる内容を記述したり、公序良俗に反する事柄を投稿したりするのは禁止されている。
悪質な投稿が増えてしまうとせっかくの楽しい“SNS”に大きな制約が設けられたり、機能自体が廃止されてしまう可能性もあるので、良識と節度をもって末永く活用していきたいところだ。








