てっぱんアプリ!

このアプリだけ音量大きすぎ! 小さすぎ! を防げる「Bluetooth Codec Changer」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Bluetooth Codec Changer
開発者: AmrG DEV
価格: 無料(アプリ内購入799円)
対応OS: iOS 以降、Android 以上
カテゴリ: ツール

 動画・音楽系のアプリを使っていると、同じ音量設定でもアプリごとに音の聞こえ方が変わることがある。あるアプリは適正でも、他のアプリになると大きすぎたり、小さすぎたり。そのたびに音量を調整するのが面倒! というときは「Bluetooth Codec Changer」を使ってみよう。

コーデックの変更や音量調整を自動化できる「Bluetooth Codec Changer」

プロファイルを作成してアプリごとに最適な音質・音量設定に

 「Bluetooth Codec Changer」は、Bluetoothイヤフォンなどのオーディオデバイスとスマホとの接続を最適化できるようにするアプリ。

 名前に「Codec Changer」とある通り、それらの機器が対応しているSBCやAAC、aptXといったBluetoothオーディオのコーデックを自在に切り替えて、ユーザーの好みや用途に応じた適切な音質で聞けるようにする、というのがメインだ。

 また、メディア音量をアプリごとに自動調節することも可能。コーデックや音量などの設定をまとめた「プロファイル」として複数登録しておくことができ、任意のアプリを起動したときに任意のプロファイルを適用する、というような自動化が行なえる(同機能の利用には799円のアプリ内購入が必要)。

Bluetoothイヤフォンが複数のコーデックに対応している場合は、好きなコーデックに切り替えられる
その他の音質設定を変更できる場合も。スマホとオーディオデバイスが対応しているコーデックの確認もOK

 たとえば、ある動画アプリでは適正な音量でも、他の動画・音楽アプリだとうるさく感じたり、逆に聞こえにくいことがある。そうしたときに通常の音量設定のプロファイルと、音量を調整したプロファイルを作成して、それを各アプリに割り当てれば、ユーザーが手動で音量調節することなく、自動で適切な聞き取りやすい音量にしてくれるというわけ。

 イヤフォンやカーオーディオなどのBluetoothデバイスごとに最適なコーデックや音量に設定したい、という場合も、本アプリを立ち上げて設定済みのプロファイルを選ぶだけなので簡単。

 どちらかというとオーディオにこだわりのあるユーザー向けのアプリだが、そうでなくても、自分のスマホとオーディオデバイスのポテンシャルを引き出して、動画・音楽コンテンツをより高品質かつ楽しいものにできるはずだ。

「音量小さめ」などのプロファイルを追加しておく
続いて設定画面の「プロファイル」で「音量コントロールを有効にする」をオン
次に設定画面の「アプリ」で音量を自動設定したいアプリを選択
先ほど設定したプロファイルを割り当てる
そのアプリを立ち上げると、自動で音量調節される
通知エリアで現在のコーデックや音質設定などをすぐに見られるのも便利