みんなのケータイ

ファーウェイの3つ折りからフィリップスのシニア向けまで、中国でいろいろなスマホを見てきた!

 先日、中国を訪れました。滞在したのは深セン。街を歩くとOPPOやシャオミ、ファーウェイなど、スマホメーカーのショップが本当にあちこちにあります。日本ではあまり見ない光景で、歩くだけで少しワクワクしました。

シャオミ、ファーウェイ、vivoが並ぶショッピングセンター(開店前)

 OPPOの店頭には、ちょうど滞在中に展示が始まった「OPPO Reno15」シリーズが並んでいました。発表前だっため、価格は“99999元”と仮の状態。リボンのような模様やオーロラ調のデザインが目を引く端末でした。例年通りであればこれに近いデザインの「Reno15 A」が出るかと思うのでデザインに期待です。

Reno15(スターライトボウ)
Reno15(オーロラブルー)
Reno15 Pro(ハニーゴールド)

 シャオミの店舗では、背面にディスプレイを備えた「Xiaomi 17 Pro」が展示されていました。また、グローバルだと「POCO F8 Ultra」として展開されている、BOSE監修のサブウーファー付きスマホ「REDMI K90 Pro」も。低音に特徴があるという触れ込みで、こちらもなかなかインパクトがあります。

Xiaomi 17 Pro
REDMI K90 Pro

 また別の店舗は大型ショッピングモールの地下1階に入っており、EV「Xiaomi SU7」を含む車が3台並んでいるのも印象的でした。平日の朝に訪れたところお客さんはおらず、店員さんがライブコマースの配信をしていて、中国らしいなと思いました。

Xiaomi SU7とYU7
17 Proをゲーム機にできるカバー
AIグラスも
シャオミの向かいにはファーウェイがオープンするらしい。広い

 ファーウェイの店舗では、3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XTs ULTIMATE DESIGN」や、折りたたみスマホ「HUAWEI Pura X」、さらに折りたたみノートパソコン「HUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGN」まで展示されていました。

HUAWEI Mate XTs
HUAWEI Pura X
HUAWEI MateBook Fold

 切り替え式望遠カメラが特徴の「HUAWEI Pura 80 Ultra」もあり、店はこのエリアの旗艦店なのか2階建て。入っているショッピングセンターには大きな「Pura 80」のフォトスポットもありました。

HUAWEI Pura 80 Ultra
1階には車も展示
Pura 80のフォトスポット

 そのほか、vivoでは「vivo X300」シリーズが展示されていました。カメラキットは前世代の「vivo X200 Ultra」のものしか見当たらず、今回は写真に収められず。日本でも展開しているモトローラは、中国ではレノボで販売されていました。

vivo
レノボ
vivo X300 Pro

 そしてサムスン。中国のサムスンといえば通信事業者とのコラボによる高級ライン「心系天下」。店頭の目立つ場所には、「Galaxy Z Fold7」をベースにした「Samsung W26」が置かれていました。

Samsung W26

 最後に訪れたのは家電量販店「順電(Sundan)」。ここで面白いなと思ったのが、フィリップスの“老人智能手机”、いわゆるシニアスマホです。アイコンが大きく、背面にはSOSボタンも搭載されているようでした。さらに、日本では発売されなかった薄型スマホ「Galaxy S25 Edge」も見ることができました。

 量販店の中には折りたたみスマホだけを集めたコーナーもあり、小さな子どもが触っている姿も。展示機の画面はかなり酷使されていて、こういう風景も日本ではあまり見ないなと感じました。

フィリップスのシニアスマホ「S6203」
Galaxy S25 Edge
折りたたみスマホコーナーも

 このように、日本ではなかなか実機に触れる機会がないモデルがあちこちに並んでいて、とても刺激的でした。ひとつだけ心残りなのは、近くに気軽に入れそうなrealmeの店舗が見つけられず、リコーGRコラボで話題の「realme GT8」シリーズを見られなかったこと。次に訪れる機会があれば、ぜひチェックしてみたいです。

アップルは中国でも混んでいました