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シャオミ、中国で「Xiaomi 17」シリーズ発表 最大7500mAhバッテリー搭載

チップセットは「Snapdragon 8 Elite Gen 5」搭載

 シャオミは、中国で「Xiaomi 17」シリーズを発表した。

シャオミが「Xiaomi 17」シリーズを発表

 スマートフォンの「Xiaomi 17」、「Xiaomi 17 Pro」、「Xiaomi 17 Pro Max」は、いずれも発表されたばかりの「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載している。

「Xiaomi 17」

 ディスプレイは6.3インチでアスペクト比は19.6:9、本体の重さは191gで厚さは8.06mm。本体の角が丸みを帯びた楕円形のデザインを取り入れている。中国向け価格は4499元(約9万4000円)から。

 ディスプレイパネルは「M10」とSuperRED発光素材を採用し、ベゼルは1.18mmまで狭められている。また、ピーク輝度は3500ニトで、明るい屋外環境でもディスプレイが見やすい。

 メインカメラの画素数は5000万画素、F値は1.67で光学手ぶれ補正に対応する。イメージセンサーは「Light Fusion 950」。望遠レンズはライカ製の60mmフローティングレンズで、F値は2.0、最短撮影距離は10cm。新たに搭載するマスターポートレートモードでは、自然な肌の色と繊細な髪の毛の描写が可能になったという。

 バッテリー容量は7000mAhで、現行の6.3インチフラッグシップスマートフォンでは最大容量となる。エネルギー密度は894Wh/Lで、バッテリー寿命の延長と優れた低温耐性を実現している。充電は、有線で最大100W、ワイヤレス充電で最大50W、さらに100WのPPSユニバーサル充電プロトコルをサポートする。

 210以上の国・地域のモバイルネットワークで利用できるほか、USBポートは、USB 3.2 Gen 1に対応する。

「Xiaomi 17 Pro」シリーズ

 「Xiaomi 17 Pro」シリーズとして、「Xiaomi 17 Pro」と「Xiaomi 17 Pro Max」が発売される。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、パープル、グリーンの4色。バッテリー容量は6300mAh。中国向け価格は4999元(約10万5000円から)

 カメラは、ライカ ズミルックスイメージングシステムを搭載し、メインカメラはF値1.67で1G+6Pレンズを採用する。センサーサイズは1/1.28インチで、「Light Fusion 950L」を搭載する。ダイナミックレンジは16.5EVに高められている。

 本体背面のレンズ横にもディスプレイを搭載する。背面のディスプレイには、カスタマイズ可能なウォッチフェイスや、AI壁紙、バーチャルペット、通知、付箋メモなどを表示できる。

 飛行機のフライト情報や、電車のチケット情報、デリバリーサービスの配達状況、配車サービスのステータス、音楽再生など幅広いアプリのリアルタイム通知が利用できる。また、撮影時のプレビューやセルフィーにも利用できる。専用のカバーと組み合わせると、背面のディスプレイでレトロゲームを遊ぶこともできる。

 「Xiaomi 17 Pro Max」は、5倍ズームレンズを搭載し、センサーサイズはより大型の1/2インチとなり、光取り込み量が30%増加している。また、バッテリー容量は7500mAhに増加している。中国向け価格は5999元(約12万5000円)から。