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1年間歩いて貯めて、電子地域通貨「アクアコイン」でお賽銭
2026年1月14日 00:00
正月といえば初詣。今年は新たな「キャッシュレス賽銭」の話題をあまり見かけませんでしたが、筆者はここ数年、初詣のお賽銭をキャッシュレス決済で済ませています。
利用しているのは、千葉県木更津市の電子地域通貨「アクアコイン」。木更津市などが運営する地域限定のスマホ決済アプリで、市内の加盟店では1コイン=1円として利用できます。
チャージして使う一般的なQRコード決済機能に加え、ボランティア活動などへの参加でポイントが付与されるなど、行政と連携した仕組みを備えている点が特徴です。
また、アプリには「らづFit」という歩数に応じてポイントがたまる機能も用意されています。1日7000歩で5ポイント、さらに月10回達成すると、ボーナスとして10ポイントが付与されます。スマホの歩数計機能と連携するため、もちろん市外でもカウントされます。
筆者はちょうど1年前、編集部に加わりました。前職と比べると、発表会や取材などで歩き回る機会が大幅に増加。その結果、この1年間でコツコツためたポイントは825ポイントになりました。
お賽銭としての使い方は非常にシンプルです。神社の賽銭箱付近に設置された決済用QRコードをアプリで読み込み、金額(今回は全ポイント分)を指定して決済ボタンを押すだけで完了します。
普段から歩いて貯めた“汗と足の結晶”のようなポイントなので、なんとなくご利益はありそうだな……と思いつつも、仕組み上は市から付与されたポイントを使っているだけ。地域経済にお金を落とすという意味での「地域活性化」につながっているのかというと、少々怪しい気もします(笑)。
アクアコインが使える加盟店は、地域の個人店に加え、大型ショッピングセンターやホームセンター、コンビニなどにも広がり、以前より使いやすくなっています。
「地域通貨」というと住民専用のイメージがありますが、もちろん市外在住者でも利用できます。筆者は仕事で都内を動き回ることが多いため、どうしても普段の使用機会は限られますが、こうしたタイミングでまとめて使っています。
最近は、自治体独自のデジタル地域通貨や、健康増進アプリと連携したサービスが増えています。みなさんのふるさとや住んでいる地域にもサービスがあるかもしれません。普段の決済手段とは別に、こうした地域限定のサービスを探してみるのも一つの手です。
筆者としては、健康的に歩いて神社に参拝できたので、ひとまず良しとしましょう。今年もたくさん歩こうと思います。



