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2025年の新iPhone、買い替え候補を決められないうちに発売日が過ぎてしまった

 2025年も新しいiPhoneが発売されました。現在iPhoneは「iPhone 15 Pro」を使っている筆者ですが、そろそろ2年が経過するだけに今年は買い替えを検討していたことから、そのラインアップには注目していました。

 そして発売されたのは、既に多くの人がご存じの通り「iPhone 17」「iPhone Air」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」の4機種。なのでiPhone 15 Proから買い替えるのであれば、後継モデルとなるiPhone 17 Proを選ぶのが妥当なのですが、変化した部分が多いのが悩みどころです。

 中でも悩ましいのが、やはり背面上部のバンプ(出っ張り)がカメラ以外にも広がったことと、素材がチタニウムからアルミニウムに変更され、その分重量も206gと、iPhone 15 Proの187gと比べ重くなっていること。毎日持ち歩いて利用するならもう少し軽い方が……と思ってしまうのも正直な所です。

「iPhone 17 Pro」は性能的に申し分ないものも、デザインや素材が変わった影響で日常使いにはやや大きく、重くなったと感じる

 となると候補に挙がってくるのがiPhone Airで、6.5インチとディスプレイは大きいのですが、相当薄いこともあって手にすると軽くて持ちやすい。当初心配された強度に関しても、相当力を入れているだけあって実機に触れる限り問題はなさそうです。

 ですが筆者にとっては大きな問題が1つありまして、それはカメラが1つしかなく、超広角での撮影ができないこと。取材の際に大きな建物を撮影したり、横長のスクリーンを撮影したりするなど、どうしても超広角カメラでの撮影が必要なシーンに出くわすことがあるだけに、超広角カメラがないiPhone Airは厳しいと感じてしまいます。

5.6mmという驚異的薄さが話題となった「iPhone Air」。大画面ながら薄くて軽く、持ちやすいものの、カメラが1眼のみとなってしまう

 そうなると有力候補はスタンダードモデルのiPhone 17で、本体サイズはiPhone 15 Proと大きく変わらずより軽量ですし、超広角カメラもある。それでいてiPhone 15 Proと同様、常時表示のディスプレイにも対応しているので使い勝手も大きく変わりません。

軽くて超広角カメラを搭載しているだけに、最も妥当な選択肢は「iPhone 17」となりそうなのだが、望遠カメラがないのが悩ましい

 ただそれでも、iPhone 15 Proと比べ不足していると感じてしまうのが望遠カメラの存在です。超広角ほどではないとはいえ、望遠カメラでの撮影も時々必要なシーンが生じるだけに、非常に悩ましい所です。

望遠カメラを搭載しているのはiPhone 17 Proと「iPhone 17 Pro Max」だけ。最大8倍の光学品質ズームによる撮影ができる魅力はやはり大きい

 そうしたことから発表以降、なかなか買い替え先のiPhoneが決められず、気が付けば発売日をとっくに過ぎて現在にまで至る次第。iPhone 15 Proを下取りに出すなら買い替えは早い方がいいと思いながらも、まだしばらく悩む日々が続きそうです……。