スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」が激便利!
2019年8月28日 06:00
後戻りできない系の16.6倍ズームレンズ
筆者の常用カメラはオリンパス「OM-D E-M1 Mark II」(レビュー記事)。マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式カメラです。ミラーレスってやつですね。このカメラを2台使用中(レビュー記事)。
OM-D E-M1 Mark IIは主に仕事で使っておりますが、非常によく活躍してくれる交換レンズがオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」(公式ページ)。2019年03月22日に発売されたレンズで、発表時に「この焦点距離はイイぞ!」と思って予約購入しました。
このレンズの魅力は、まずその焦点距離。35mm判換算で広角24mmから望遠400mmまでをカバーしていますので、風景写真からポートレートから鳥や遠景の撮影までいろいろと活用できます。ミラーレス一眼用レンズではトップクラスの倍率となる16.6倍ズーム。
それから、接写も得意。オリンパスのレンズって接写に強い製品が多いんですが、このレンズの場合は広角側ならレンズ先端から10cmまで接写でき、望遠側でも50cmまで接写できます。広角側で接写すると立体感を強調しつつ被写体のディテイルを写せてイイ感じ。望遠側で接写すると対象が歪むのを抑えつつアップ撮影ができて便利。
さらに、わりと軽めで小さめというのも良いところ。機動性が高いんですね。最近の筆者はe-bike記事(関連記事)を書く関係で、自転車を撮ったりもしていますが、その時は特にこのレンズが大活躍。撮影機材が軽くて済むし、前述のようにズーム域も広いので、このレンズ1本でいろいろ捗っちゃうんです。
使っていて、ホント便利。購入前に「ちょっと高いかな?」とか思いましたが、買って正解でした。
ヤバい! このレンズばっかり使っちゃう!
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3を購入&使用開始して約5ヶ月が経ちましたが、こういう便利レンズはヤバいですね~。他のレンズの使用頻度が落ちちゃってモッタイナイ! 的な意味でヤバい。それほど使いやすいですしラクですし、画質も十分に満足できるレベルです。
仕事での撮影ですと、まあ画質面なども考慮して、他のレンズを持ち出すことも多いんですが、私用となると「楽しいし、軽くて小さいから」という理由でこのレンズばかり使ってしまいます。このレンズを持って出れば、24mm相当~400mm相当まで自在に撮れて非常に愉快。その楽しさをラクに堪能できるから、やっぱり多用しちゃいます。
どんな感じで楽しいのか? 写真でご説明。
このレンズについて細かいことを言えば、やや光量不足だったりすると、画面四隅が若干暗く写ったりし、コントラストや解像感も不足しがちです。ですが、フツーに撮るぶんにはほとんどそういう問題も起きませんし、やはり活用幅の広さが魅力的。マイクロフォーサーズのミラーレスカメラを買う時、最初の1本に選ぶレンズとしてもいいんじゃないでしょうか。
他にもあるゾ! マイクロフォーザースの便利系ズームレンズ
画質的に突き詰めていくと単焦点レンズを選びたくなるわけですが、でも実際に使っていてやっぱり便利なのはズームレンズ。その中でも広角~望遠あたりのレンジが使えるズームレンズだと思います。
現在のところ、上で書いてきたM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3が「いちばん便利かも~」と思うわけですが、それと似た使い方ができるズームレンズを他にも持っています。全部オリンパス製ですが、何本か紹介してみます。
広角野郎の人には、OM-D E-M1 Mark IIとM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROの組み合わせがオススメです。軽く持ち歩けて、サイコーに気分のいい広角画像を残せるからなんです♪
ともあれ、上記のズームレンズ類、どれも非常にいいレンズだと思います。他にも望遠系のズームでイイのがありますが、まあそれはまたの機会に。コンパクトに持ち歩けるミラーレスカメラと高性能ズームレンズの組み合わせ、とても便利&愉快ですので、ぜひ吟味してみてください♪