スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
ドライバーのビットをスムーズに使いたい!
2019年10月16日 06:00

ドライバーはビット式が便利、でもビットホルダーがイラつく~
今回はドライバー関連のちょっと細かい話。先端を交換して使うタイプのドライバーの、先端部分、つまりビット関連の話です。
ビット交換式のドライバーって便利ですよね。とくに工具をたまにしか使わないような家庭用としては、ビット交換式のドライバーは握り部分を共用しますのでコンパクトに片付きます。必要なビットのみを買い揃えれば特殊な用途のネジ回しも可能。ビットの価格は、短いタイプならブランド品でも100円前後から数百円といったところ。
また、世界最高レベルのビットを買って普通の握り部分に装着すれば、とりあえず「世界最高レベルのネジの締め心地・緩め心地」を味わえたりもします。世界最高レベルのドライバーだと1本数千円したりして、各ネジ用に何本か揃えるとすぐに1万円オーバー。まあその分、ネジの締め心地・緩め心地は非常にいいわけですが、業務でないとちょっと手を出しにくいですね。
でもビットなら世界最高レベルのものでも1本数百円程度。必要なビットを揃えても意外に安価。さらに、ビットに合わせて世界最高レベルの握り部分を1本買っても、そーんなに高くはない。高品質のビットを使うだけでも「あっこんなに違うんだ!」と体感できますので、ビット式のドライバーは高コスパ。そんな観点からも、やっぱりビットってステキな存在です。
です、がッ! ビットって、使う時にイラつきませんか? 小さい部品なので落としやすいとかってのもあるんですが、何よりイラつくのが、ビットホルダー。工具セットとかビットセットとかを買うと付属する、ビットを収納しておくホルダーです。
写真のビットホルダーのどこがイラつくのか使いにくいのかと言うと、ビットを抜き差ししづらい点。たいてい固すぎて、とりわけ短いビットだと抜くのに一苦労。抜っけねぇ~! 指が痛ぇ! 長いビットならちょっと抜きやすくなったりしますが、それでも抜き差ししづらい。固いビットホルダーが原因で、作業効率が著しく低下します。
なお、上の写真に写っているものだけでなく、このテのたいていの樹脂製ビットホルダーは使いにくい。固くてビットを抜きにくい。オイルを塗るとか、長いビットで穴をグリグリこじるとかすれば、多少使いやすくなります。が、それもソレで面倒。「固すぎビットホルダーどうにかなんねんのかよっ!」と怒っている人は少なくないと思います。
超絶ド定番のビットホルダーはコレだ!
そこで筆者オススメのビットホルダーをご紹介します。筆者的には圧倒的に使いやすくて「超絶ド定番」となっているビットホルダー。モノは藤原産業の「SK11 スクリューDVビットホルダー BH-1」(公式ページ)です。↓コレ。
このビットホルダーを20年くらい前から使っているんですが、現在もまだ現役状態のタフさですし、加水分解的な劣化もありませんし、それよりも何よりもヒッジョーに使いやすい! ビットの抜き差しがスムーズ。指が痛くなるようなこともない。素材に適度な抵抗感があるので、ビットが脱落するようなこともほぼナシ。サイコーに実用的なのでぜひ使ってみてください。
ちなみにこのビットホルダー、6.35mm(1/4インチ)の六角ビットなら何でもセットできますが、短いビットなら穴の両側に1本ずつで合計20本セットすることができます。また、カッターでサクッと切れる素材なので、半分に切って最小サイズのビットホルダーとして利用するのも現実的。
オマケ的に次点を挙げますと、PB SWISS TOOLSの「C6 970」(公式ページ)もちょっとイイ感じ。ビットの脱着が容易なホルダーです。
PBのコレ、使いやすいんですけど、使っているとだんだん緩くなってくるのがイマイチ点。ハードな使い方だと寿命が短めかもしれません。てな感じで、筆者的にはイチオシが「SK11 スクリューDVビットホルダー BH-1」、次点が「C6 970」です。
もっと手間なくビットを扱うには?
ビットを抜き差ししやすいビットホルダーを使えば、作業効率が上がりつつ、イライラも解消されてイイ気分に♪ とは言っても、ビットホルダーに対するビットの抜き差しって、基本的にちょっと面倒な手間ですよね。これを解消するには?
いい方法があります。磁石を使う方法。もの凄く単純なことなので、写真と説明文でご紹介しましょう。
てな感じのマグネット小技を使うと、ビットの扱いがより快適になります。普通一般のビット類は磁石にバッチリくっつきますので、手近にある磁石をぜひビットホルダーとして使ってみてください♪
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