山根康宏の「言っチャイナよ」

世界初のトリプル2億画素カメラフォン登場、ファーウェイ3つ折りモデルも発表

世界最大のスマートフォン市場、かつ最大の5G加入者数を誇る中国で毎月発売された5Gスマートフォンを香港在住の携帯電話研究家、山根康宏が紹介する。

 2026年9月に発表・発売された5Gスマートフォンは23機種。内訳はファーウェイ2機種、シャオミ3機種、OPPO 7機種、ZTE/nubia 1機種、HONOR 4機種、vivo 5機種、そのほか1機種。

 ファーウェイは3つ折りの新構造モデルと、ワイドサイズの新形状モデルを発表。シャオミは横ワイド折りたたみに加え、2億画素カメラ2つ搭載の高性能機を投入した。OPPO、HONOR、vivoはカメラフォンの新世代シリーズを複数モデルラインアップ。nubiaとChina UnicomはAIスマートフォンを発表した。

横ワイド折りたたみにシャオミも参入、「Xiaomi 18 Fold」

 本体を横に開くとほぼ4:3のアスペクト比の画面が現れる、iPhone Duoと類似の形状のモデルがシャオミの「Xiaomi 18 Fold」だ。シャオミのFold型は開くとほぼ正方形になる「MIX Fold 4」を2024年7月に出して以来、2年ぶりのモデルとなる。チップセットは自社開発した「XRING O3」を採用。カメラはライカと協業し広角に2億画素を搭載するなど性能も高い。重量も219gと軽量に仕上げている。

項目内容
発表2026年9月7日
価格10999元(約25万8000円)~
チップセットXiaomi XRING O3
ディスプレイ(イン)7.58インチ 2364×1672ピクセル、120Hz。(アウト)5.38インチ 1712×1168ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+5000万3倍望遠
インカメラ画素数(アウト)1600万(パンチホール)。(イン)1600万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー6000mAh、66W充電(有線)、50W(無線)
5G NR対応バンド非公開
大きさ163.8×117.8×5.02mm、171.8×83.6×10.68mm
重さ219g

G型構造の新3つ折り、ファーウェイ「Mate XT 2 Ultimate Design」

 2024年9月に世界初の3つ折りスマートフォン「Mate XT Ultimate Design」を発表したファーウェイから、3機種目となる「Mate XT 2 Ultimate Design」が発表された。前2モデルはディスプレイを「Z」字に折りたたむ構造だったが、本モデルではサムスンの3つ折り「Galaxy Z TriFold」と同じ「G」型構造になった。メモリ構成上位モデルは画面が左右方向から見にくいプライバシーディスプレイを採用。カメラは5000万画素2つと4000万画素を搭載し、性能を高めている。チップセットも最新のKirin 9050 Proを採用。

項目内容
発表2026年9月7日
価格19999元(約47万円)~
チップセットHiSilicon Kirin 9050 Pro
ディスプレイ(イン)10.2インチ 3184×2232ピクセル、120Hz。(アウト)6.5インチ 2442×1140ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万広角+4000万超広角+5000万3.5倍望遠
インカメラ画素数(アウト)800万(パンチホール)。(イン)800万(パンチホール)
メモリー/ストレージ16GB/256GB、16GB/512GB、16GB/1TB、16GB/2TB
バッテリー5600mAh、66W充電(有線)、50W(無線)
5G NR対応バンド非公開
大きさ219.2×157.2×4.0/3.69/3.5mm、157.2×77.0×12.3mm
重さ299g

ワイドサイズの新形状モデル、ファーウェイ「Pura X View」

 横に折りたたむFold型折りたたみモデルを、開いた状態で板状にした形状のモデルがファーウェイの「Pura X View」だ。画面アスペクト比は5:3で、サイズ感は2025年3月に発表された、Flip型モデルの横幅を広げた「Pura X」を開いた状態に近い。Viewの名前の通りコンテンツ消費に適した画面サイズ。広角カメラに2億画素を搭載し、ファーウェイのカメラフォン「Pura」ブランドの一員にふさわしい性能をもつ。

項目内容
発表2026年9月7日
価格5999元(約14万1000円)~
チップセットHiSilicon Kirin 9030S
ディスプレイ6.39インチ 2232×1320ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数2億広角+800万超広角+5000万3.7倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、12GB/1TB
バッテリー7000mAh、66W充電(有線)、50W(無線)
5G NR対応バンド非公開
大きさ144.1×87.0×6.68mm
重さ201g

正方形のAIスマホ、China Unicom「小魔法AI」

 中国の通信キャリア、チャイナユニコム(中国聯通)とMeizuが協業してAIスマートフォン「小魔法AI」を発表した。正方形ディスプレイにクラウド連携可能なオンデバイスAIを搭載。クラウド上では2TBのストレージを利用できる。OSはAIネイティブなYunzhi OSを搭載する。詳細スペックや発売状況は現時点では非公開。

項目内容
発表2026年9月10日
価格未定
チップセットUNISOC T8200(推測)
ディスプレイ4.0インチ
リアカメラ画素数不明
インカメラ画素数不明
メモリー/ストレージ不明
バッテリー2450mAh(推測)
5G NR対応バンド不明
大きさ本体サイズ不明
重さ99g

大容量バッテリー搭載のカジュアルモデル、OPPO「A7 Pro」

 OPPOのベーシックラインAシリーズの中でもバッテリー容量を高めた製品が「A7 Pro」だ。先に発売中の「A7 Pro Max」は10000mAhバッテリーを搭載、その下位モデルとなる本製品は8000mAhのものを搭載した。本体カラーはピンク、ライトブルーに模様を入れて美しい仕上げとした。

項目内容
発表2026年9月11日
価格2199元(約5万2000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 6360 Max
ディスプレイ6.57インチ 2372×1080ピクセル、120Hz、1000nits
リアカメラ画素数5000万広角
インカメラ画素数800万(パンチホール)
メモリー/ストレージ6GB/256GB、8GB/256GB
バッテリー8000mAh、45W充電
5G NR対応バンドn1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n48/n77/n78
大きさ159.08×75.81×8.8mm
重さ205g

お手頃価格でAI利用も可能な「HONOR Play11」

 2026年8月発表のHONOR「HONOR Play 11T」のバッテリーとカメラ強化モデルが「HONOR Play11」である。1000元台前半のお手頃価格ながらも8300mAhの大容量バッテリーを搭載、AIボタンも備えエージェントの利用も可能だ。

項目内容
発表2026年9月11日
価格1499元(約3万5000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 4 Gen 4
ディスプレイ6.872インチ 1592×720ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万広角
インカメラ画素数800万(パンチホール)
メモリー/ストレージ6GB/128GB、6GB/256GB、8GB/256GB
バッテリー8300mAh、45W充電
5G NR対応バンド非公開
大きさ168.3×78.54×8.3mm
重さ216.5g

世界最強のAIエージェントスマホ、nubia「NaviX Ultra」登場

 ByteDanceのAIエージェント「Doubao」をシステムに組み込んだモデルがZTE傘下nubiaの「NaviX Ultra」である。2026年に発売された同社「M153」は同じAIフォンだがテスト機という扱いだった。対する本モデルは本格的なコンシューマ向けAIスマートフォンでもあり、カメラやチップセットの性能も高められた。

項目内容
発表2026年9月16日
価格1499元(約3万5000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5
ディスプレイ6.78インチ 2800×1260ピクセル、144Hz
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+6400万3倍望遠
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
メモリー/ストレージ6GB/128GB、6GB/256GB、8GB/256GB
バッテリー7100mAh、90W充電(有線)、50W充電(無線)
5G NR対応バンド非公開
大きさ162.11×75.69×7.62mm
重さ208g

vivoのカメラフォンが一新、ベーシック機となる「X500」

 vivoのカメラフォン「X」シリーズがラインアップそのものを一新した。昨年の旧ライン「X300」シリーズをアップデートして「X500」シリーズとして3機種登場。「X500」はベーシックモデルでカメラバンプデザインは小さくしつつも5000万画素以上のカメラを3つ搭載。ディスプレイサイズは前モデルにはなかった6.59インチを採用する。

項目内容
発表2026年9月21日
価格5499元(約12万9000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 9600M
ディスプレイ6.59インチ 2750×1260ピクセル、144Hz
リアカメラ画素数5000万広角+5000万超広角+6400万3倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、12GB/1TB、16GB/512GB
バッテリー7500mAh、90W充電(有線)、40W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n20/n25(TX 1850-1910MHz, RX 1930-1990MHz)/n26/n28A/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79
大きさ157.01×74.49×8.8mm
重さ213g(黒)、211g

小型ボディーの高性能カメラ機、vivo「X500 Pro」

 vivo「X500 Pro」は「X500」のチップセット性能を高めつつも本体は小型化。昨年の「X300」が小型モデルであり後継機と思われるものの、X300の2億画素カメラは搭載されていない。本体サイズが小さいためバッテリー容量も同時発表の他のX500シリーズより少なめだ。テレコンバーターレンズは200mmの「G2」のみ利用できる。

項目内容
発表2026年9月21日
価格6499元(約15万3000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 9600 Pro
ディスプレイ6.36インチ 2660×1216ピクセル、144Hz
リアカメラ画素数5000万広角+5000万超広角+6400万3.5倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、12GB/1TB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー6510mAh、90W充電(有線)、40W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n20/n25(TX 1850-1910MHz, RX 1930-1990MHz)/n26/n28/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79
大きさ151.78×71.92×7.95mm(黒)、8.12mm
重さ192g(黒)、197g

カメラフォンの最上位モデル、vivo「X500 Pro Max」

 vivo「X500」シリーズの現時点で最上位モデルが「X500 Pro Max」だ。前モデルに相当するのは昨年発表の「X300 Pro」で、ディスプレイの大型化と高性能化、バッテリー強化などが行われた。テレコンバーターレンズは200mm「G2」と400mm「G2 Ultra」に対応。

項目内容
発表2026年9月21日
価格6999元(約16万4000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 9600 Pro
ディスプレイ6.85インチ 3168×1440ピクセル、144Hz
リアカメラ画素数5000万広角+5000万超広角+2億3.5倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、12GB/1TB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー8000mAh、90W充電(有線)、40W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n20/n25/n26/n28A/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79
大きさ163.32×76.82×7.95mm(黒)、8.12mm
重さ225g(黒)、229g

カメラフォンの2026年ラインアップが登場、OPPO「Find X10」

 OPPOのハイエンドラインかつカメラフォンの「Find X」シリーズ2026年モデルが3機種登場。基本モデルとなる「Find X10」は2億画素カメラを2つ搭載、フロントカメラ性能も高め、2026年4月に登場したフラッグシップモデル「Find X9 Ultra」と同じ性能となった。チップセットもメディアテックの最新版を搭載。なお本体デザインは前モデル「Find X9」を踏襲している。また「Find X9」用に登場した3.28倍テレコンバーターレンズ「Hasselblad Teleconverter Kit」もFind X10用が販売される。

項目内容
発表2026年9月22日
価格5499元(約12万9000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 9600M
ディスプレイ6.59インチ 2768×1272ピクセル、144Hz、2000nits
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+2億2.8倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー8000mAh、80W充電(有線)、50W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n25/n26/n28/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79
大きさ156.51×74.29×8.35mm
重さ216g

価格を抑えたカメラフォン、OPPO「Find X10 E」

 OPPO「Find X10」の下位モデルとなる「Find X10 E」は、チップセットやカメラ性能を落とすことで価格を500元下げた。とはいえこれら性能は昨年の「Find X9」のチップセット性能を最新(当時)にした2026年4月発売「Find X9s」と同等。つまり昨年ラインの基本モデルをリブランドして価格を引き下げた製品ともいえる。なお同じFind X10シリーズ他2機種とは異なりテレコンバーターレンズは非対応。

項目内容
発表2026年9月22日
価格4999元(約11万7000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 9500s
ディスプレイ6.59インチ 2768×1272ピクセル、120Hz、1800nits
リアカメラ画素数5000万広角+5000万超広角+5000万3倍望遠
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、16GB/512GB
バッテリー7025mAh、80W充電(有線)、50W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n25/n26/n28/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78
大きさ156.98×73.93×7.99mm
重さ203g

トリプル2億画素カメラを搭載、OPPO「Find X10 Pro Max」

 業界初となる2億画素を3つ搭載したモデルがOPPO「Find X10 Pro Max」だ。秋発売のフラッグシップ機は昨年まで「Pro」の名前を冠していたが、2026年モデルは「Pro」単独のモデルがなくなり、アップルを意識したかのような「Pro Max」となった。蛇足だが他社も上位モデルに「Pro Max」の名前を続々と採用している。カメラバンプは正方形の横にライトなどを縦に並べた独特の形状に変更。3.28倍テレコンバーターレンズも使用できる。Luna White(白)モデルはハッセルブラッドのクラシックカメラにインスパイアされたデザインとした。

項目内容
発表2026年9月22日
価格6799元(約16万円)~
チップセットMediaTek Dimensity 9600 Pro
ディスプレイ6.78インチ 2772×1272ピクセル、144Hz、2000nits
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+2億2.8倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー8000mAh、80W充電(有線)、50W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79
大きさ161.32×76.57×8.4mm
重さ235g、233g(白)

プライバシーディスプレイ採用、背面サブディスプレイ搭載のシャオミ「Xiaomi 18 Pro」

 サムスン以外では初となるディスプレイの横からののぞき見を防止するプライバシーディスプレイを搭載したのがシャオミの「Xiaomi 18 Pro」だ。背面には2.66インチの小型サブディスプレイも搭載し、100種類以上のミニアプリの利用やAIエージェントも使用可能。ミニアプリはAIで自作することもできる。カメラは2億画素を2つ搭載している。

項目内容
発表2026年9月23日
価格5999元(約14万1000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 6
ディスプレイ6.4インチ 2436×1120ピクセル、120Hz、4000nits
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+2億3.2倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー7000mAh、100W充電(有線)、50W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79/n80/n81/n83/n84/n89
大きさ151.8×72.0×8.46mm、8.56mm(藍、透明赤)
重さ203g、208g(藍、透明赤)

最高性能チップを世界初搭載したシャオミ「Xiaomi 18 Pro Max」

 シャオミのフラッグシップモデル「Xiaomi 18 Pro Max」は、「Xiaomi 18 Pro」のカメラ性能はそのままに世界で最初にクアルコムのSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6チップセットを搭載した。ディスプレイサイズが大型化され、背面のサブディスプレイもより大きくなっている。

項目内容
発表2026年9月23日
価格6999元(約16万4000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6
ディスプレイ6.9インチ 2624×1208ピクセル、120Hz、4000nits
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+2億3.2倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー7000mAh、100W充電(有線)、50W充電(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n13/n14/n18/n20/n25/n26/n28/n29/n38/n40/n41/n48/n66/n70/n71/n77/n78/n79/n80/n81/n83/n84/n89
大きさ163.39×77.6×8.39mm、8.47mm(藍、透明赤)
重さ235g、240g(藍、透明赤)

販路変更のバリエーションモデル、OPPO「Reno16t」

 2026年7月に発表したOPPOのメインラインとなる「Reno16」の販路変更モデルが「Reno16t」。スペックやカラバリは同等だが、メモリ構成が2タイプのみと減らされている。販売価格はメモリなど市場の価格高騰を受けたことで、Reno16より200元高い設定となっている。

項目内容
発表2026年9月27日
価格3699元(約8万7000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 8500 Super
ディスプレイ6.32インチ 2640×1216ピクセル、120Hz、1800nits
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+5000万3.5倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、16GB/512GB
バッテリー6700mAh、80W充電
5G NR対応バンドn1/n3/n5/n8/n18/n26/n28/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78
大きさ151.21×72.42×8.36mm(白)、8.29mm(紫)、8.20mm(黒)
重さ191g(白)、189g(紫)、188g(黒)

映画用カメラと協業したHONOR「Magic9」

 映画撮影などに使われるプロ映像カメラを展開するARRIと協業したHONORの「Magic9」はスマートフォンカメラの動画撮影を強化した製品。2億画素カメラを2つ搭載する。カメラアプリはARRIの「ARRI LogC3」や「ARRI Look」に対応し、味わいのある映像撮影が可能だ。カメラ部分のデザインもARRIのカメラを正面から見たイメージを再現している。200mm撮影が可能な別売のテレコンバーター「G200」レンズも利用可。

項目内容
発表2026年9月28日
価格4999元(約11万7000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5
ディスプレイ6.37インチ 2664×1236ピクセル、120Hz、10000nits
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+2億3.5倍望遠
インカメラ画素数5500万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー8000mAh、80W充電(有線)、50W(無線)
5G NR対応バンド非公開
大きさ151.0×72.28×8.49mm
重さ209g

空冷+デカバのHONOR「Magic9 Super Power」

 HONORのカメラフォンシリーズと同じモデルながら、カメラはARRI協業なし、その一方で空冷ファンと11000mAhの大容量バッテリーを搭載したのが「Magic9 Super Power」となる。カメラ構成は同じシリーズの他2モデルより若干劣るものの、長時間の動画撮影も冷却機構とデカバで対応。カメラバンプデザインも同じMagic9シリーズに合わせている。

項目内容
発表2026年9月28日
価格4499元(約10万6000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5
ディスプレイ6.81インチ 2772×1280ピクセル、120Hz、10000nits
リアカメラ画素数2億広角+1200万超広角+5000万3倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB
バッテリー11000mAh、80W充電(有線)、50W(無線)
5G NR対応バンド非公開
大きさ161.78×76.72×8.1mm
重さ227g

ARRIシネマ撮影を強化したHONOR「Magic9 Pro Max」

 HONORのカメラフォン最上位機種となる「Magic9 Pro Max」はクアルコム最新チップセットを搭載。ARRIカメラ性能は「Magic9」と同等だが、それに加えてARRI CINEMAモードで最大4K 60fpsの撮影が可能。センサーのARRI Image Scienceによるキャリブレーションや14種類のプリセットARRI Lookをリアルタイムプレビューしながら撮影できるなど、撮影現場での色決定を支援する機能も強化。テレコンバーターはG200に加え、業界最高倍率という500mm対応の「G500」にも対応。

項目内容
発表2026年9月28日
価格6499元(約15万3000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6
ディスプレイ6.8インチ 2868×1320ピクセル、120Hz、10000nits
リアカメラ画素数2億広角+5000万超広角+2億3.5倍望遠
インカメラ画素数5500万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー8800mAh、100W充電(有線)、80W(無線)
5G NR対応バンド非公開
大きさ161.64×76.98×8.59mm
重さ233g

ゲーミング向けのハイエンド機、vivo「iQOO 16」

 vivoのゲーミングブランド「iQOO」シリーズ最上位モデル「iQOO 16」はSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6搭載のハイスペックなモデル。内蔵メモリには最大9600MbpsのLPDDR5X Ultraを採用。レイトレーシングなどに対応した自社開発のゲーミングチップ「Q4」も初搭載している。画面のタッチサンプリングレートは最大5000Hz。マルチタッチでも500Hzを実現。さらにシリーズ最大クラスの3層放熱機構も内蔵している。

項目内容
発表2026年9月29日
価格5999元(約14万1000円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6
ディスプレイ6.85インチ 3168×1440ピクセル、165Hz、10000nits
リアカメラ画素数5000万広角+5000万超広角+5000万3倍望遠
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
メモリー/ストレージ12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
バッテリー8400mAh、100W充電(有線)、40W(無線)
5G NR対応バンドn1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n20/n25/n26/n28A/n34/n38/n39/n40/n41/n48/n66/n75/n77/n78/n79/n80/n81/n83/n84/n89/n91/n92/n93/n94
大きさ163.75×76.9×8.3mm(紺)、8.4mm(白)、8.55mm(Light Chaser)
重さ222.5g(紺)、227.9g(白)、229.8g(Light Chaser)

ミドルレンジモデルのバリエーション品、OPPO「K15s」

 OPPOの「K」シリーズはゲーミングモデルを擁するラインだが、「K15s」は同月発表の「A7 Pro」のボディーカラーを変更して同シリーズに組み込んだ、バリエーションを増やすモデルだ。A7 Proはカラバリが単色黒、模様入りのピンクおよびブルーの3色だったが、K15sは模様入りの黒と紫となり、外観を変えている。なおスペックは同一だが価格はK15sのほうが200元安い。

項目内容
発表2026年9月30日
価格1999元(約4万7000円)~
チップセットMediaTek Dimensity 6360 Max
ディスプレイ6.57インチ 2372×1080ピクセル、120Hz、1000nits
リアカメラ画素数5000万広角
インカメラ画素数800万(パンチホール)
メモリー/ストレージ6GB/256GB、8GB/256GB
バッテリー8000mAh、45W充電
5G NR対応バンドn1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n48/n77/n78
大きさ159.08×75.81×8.8mm
重さ205g

OPPOベストセラーモデルのリブランドモデル「K15x」

 OPPO「K15s」と同時に発表になった「K15x」も、Aシリーズのリブランド品。これまで「A6m」「A6t」「A6t+」など同じベースで名前を変えたモデルを多数展開していた製品を、ゲーミングブランドの「K」シリーズとして投入したのが本製品だ。K15s同様に、K15xも背面のカラーをA6系とは変えており、ツートン仕上げでデザイン性を高めている。

項目内容
発表2026年9月30日
価格1699元(約4万円)~
チップセットMediaTek Dimensity 6300
ディスプレイ6.75インチ 1570×720ピクセル、120Hz、1125nits
リアカメラ画素数1300万広角
インカメラ画素数500万(パンチホール)
メモリー/ストレージ6GB/256GB、8GB/256GB
バッテリー6500mAh、45W充電
5G NR対応バンドn1/n3/n5/n8/n28A/n38/n41/n48/n77/n78
大きさ166.61×78.51×8.61mm
重さ212g

8000mAhバッテリー搭載のミドルレンジ、vivo「Y600i」

 vivoの2026年のエントリーライン「Y600」シリーズの中で価格を比較的抑えたモデルが「Y600i」である。カメラは5000万画素とシンプルな構成。バッテリーは発売中の同シリーズの中では一番小さい8000mAhを内蔵する。

項目内容
発表2026年9月30日
価格1699元(約4万円)~
チップセットQualcomm Snapdragon 4 Gen 2
ディスプレイ6.87インチ 1592×720ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万広角
インカメラ画素数800万(パンチホール)
メモリー/ストレージ6GB/128GB、6GB/256GB
バッテリー8000mAh、45W充電
5G NR対応バンドn1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n66(2110-2170MHz)/n77(3300-3800MHz)/n78
大きさ169.55×79.20×8.69mm、8.79mm(星色)
重さ229g、230g(星色)
山根 康宏

 香港在住。中国をはじめ世界中のモバイル関連イベントを毎月のように取材し、海外の最新情報を各メディアで発信している。渡航先で買い集めた携帯電話は1000台以上、プリペイドSIMカードは500枚以上というコレクターでもある。