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第408回:ソフトバンクギフト とは
大和 哲 大和 哲
1968年生まれ東京都出身。88年8月、Oh!X(日本ソフトバンク)にて「我ら電脳遊戯民」を執筆。以来、パソコン誌にて初歩のプログラミング、HTML、CGI、インターネットプロトコルなどの解説記事、インターネット関連のQ&A、ゲーム分析記事などを書く。兼業テクニカルライター。ホームページはこちら
(イラスト : 高橋哲史)


 「ソフトバンクギフト」は、ソフトバンクグループのソフトバンクギフトが運営している物品販売サイトとサイトが提供するサービスの名称です。2008年11月から提供が開始されています。

 同サイトは、誰かにプレゼントを贈りたいときに利用できるショッピングサイトで、携帯電話やパソコン上で物品を購入し、送る手続きを行えます。

 贈る相手の住所を知らなくても、携帯電話のメールアドレスさえわかっていればプレゼントを贈ることができる、というのがこのサービスの大きな特徴です。

 相手の名前は必要なく、また相手側には、特にメッセージなどに記載しなければ贈り主のメールアドレス以外には、氏名や住所は通知されません。たとえばネット上でのつきあいなど、本名をお互いに知らせていない相手にもプレゼントを贈ることができます。

 逆に、プレゼントを贈ってもらう側から、欲しい商品を「これが欲しい!」と相手にメール紹介する、「ウィッシュメール」を送ることも可能です。こちらもメールアドレスだけわかっていればいいので、本名を知らない相手にプレゼントをねだることもできます。

 商品購入する際、代金の決済には、クレジットカードのほか、ソフトバンクモバイルの利用料と合算して支払う「S!まとめて支払い」が利用できます。携帯サイト版はソフトバンクモバイルの携帯電話からのみ利用できますが、購入から支払いまで、全て携帯電話の操作と情報で済ませることができるサービスで、手軽に利用できるサービスと言えるでしょう。


ソフトバンクギフト ケータイサイト。メールアドレスだけ知っていれば、プレゼントを贈ることが可能なサービスだ
ソフトバンクギフト ケータイサイト。メールアドレスだけ知っていれば、プレゼントを贈ることが可能なサービスだ

メールを使ってプライバシーに配慮したプレゼントを

 「相手の住所を知らなくてもプレゼントが贈れる」仕組みですが、これができる理由は、購入した商品が贈り先のご住所に直接届けられるのではなく、「贈られました」という内容のメールが携帯電話にまず届くという流れになっていることにあります。

 贈られる側にはまず「プレゼントが届きました」というメールが携帯電話に送信され、プレゼントを受け取るのであれば手続きする、というステップを踏むわけです。

 プレゼントの受け取り方法は、購入した品物によって「お店で受け取り」「住所まで宅配」という二通りの方法があります。

 「お店で受け取り」を選択した場合、プレゼントをもらう側が、ソフトバンクギフト提携店舗まで受け取りに行く必要があります。提携店舗は、現在のところ、コンビニエンスストアのセブン-イレブン、CD・DVDなどを取り扱うHMVとなっています。セブン-イレブンでは飲料水などが、HMVではCDなどが受け取れます。

 受け取るときには、メール経由で専用サイトにアクセスし、「受け取る」というボタンをクリックすると、バーコードが表示されます。もらう商品とバーコードを店頭・レジで見せることで、受け取れるというわけです。プレゼント通知メールは、決済完了後、すぐに送付されるので「プレゼント贈呈」→「受け取り」までが非常にスピーディにできるのもメリットの1つと言えるでしょう。

 「住所まで宅配」の場合、プレゼント通知メールでソフトバンクギフトのWebページにアクセスし、氏名や住所などを記入すれば手続きが完了します。宅配の場合、申し込みから10日前後で宅配されます。

 プレゼントの受け取りを辞退したい場合は、受け取りページから手続きすることで可能です。その場合、贈り主には、受け取り辞退メールが送信されます。受け取りを辞退された商品は、有効期限内であれば、他の方へ「贈るメール」で贈ることも可能です。



URL
  ソフトバンクギフト
  http://sbg.jp/

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(大和 哲)
2009/02/10 12:06

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