ウルトラマンのバトルをMRデバイスで視聴、3Dデータのリアルタイム転送も披露

　NTTドコモは、5GやAI、IoTなどの最新の技術やサービスを紹介する大型のイベント「DOCOMO Open House 2020」を東京ビッグサイト 青海展示棟で開催する。開催日は1月23日、24日。

　5GやAI、IoTなど10のカテゴリーが設けられ、合計で260以上の展示を行う。参加は無料だが、事前登録制。Android/iOS向けの専用アプリも配信されている。本稿では、展示の一部をご紹介する。

ウルトラマンのバトルを自由視点で視聴できる「ウルトラマン MR Show」

「ウルトラマン MR Show」

　5Gが整備され、デバイスやMR技術の進化した将来における、リアルとバーチャルが融合した新しいコンテンツ視聴体験の構想として、「ウルトラマン MR Show」の視聴体験が出展される。

好みの視点から映像を楽しめる

ジオラマ内にウルトラマンのバトルを再現する

　街中で戦うウルトラマンのバトルをジオラマ上で再現し、MRデバイスなどを手掛けるMagic Leapのウェアラブルデバイスを通して、好みの視点から迫力ある映像を視聴できる。バトル動作は3Dスキャンとモーションキャプチャーを組み合わせて作成されている。

街中を再現したジオラマ

Magic Leap

　また、「Azure Kinect」を4台使用した3Dデータのリアルタイム転送も実演され、ジオラマ上に登場するデモも披露された。

Azure Kinectを4台設置した専用ステージ

ジオラマ上に3Dデータをリアルタイムで描画する

　5G整備後の将来を構想した展示となり、研究段階のものとなる。空間演出技術などを手掛けるワントゥーテンがコラボレーションパートナーとなり、MRシステムの構築を行った。ドコモは2019年4月よりMagic Leapと資本業務提携を締結している。