レビュー

「iOS 16.4」で新たに使えるようになった絵文字はこれだ! Androidスマホに送ったらどうなる?

 iPhone向けの最新OSとして提供がスタートした「iOS 16.4」。同時にiPad向けの「iPadOS 16.4」も登場したが、共通するアップデート内容として、新たな絵文字21個が追加された。

 そこで今回は、新たに追加された絵文字21個を手作業で地道に(?)調べて見つけ、Androidスマートフォンで表示。iPhone側での表示とどう異なるのかをチェックした。なお、Androidスマートフォンとしては、Android 13の「Pixel 7 Pro」「Pixel 6a」、Android 12の「AQUOS R6」を用いた。

 「iOS 16.4」「iPadOS 16.4」では、2022年9月に発表された「Unicode 15.0」の絵文字をサポートする。追加された絵文字は、色鮮やかなハートマークなど汎用性の高そうなものから、マラカスや扇子などのユニークなものまで、バラエティに富んでいるといった印象だ。

追加された絵文字をiPhoneで表示した。たとえば中段右から3番目は、初見では何だかわからなかった絵文字のひとつ。試しに「しょうが」と打つと変換候補に表示された。クイズみたいだ

 iPhoneで打った絵文字をAndroidスマートフォンで表示すると、Unicodeの発表とほぼ同一のかたちで表示された。多くの絵文字は大きく変わらないが、なかにはWi-Fiのマークやクラゲなど、カラーリングがガラッと変わったものもある。

Androidスマートフォンでの表示

 今回、iOS 16.4にアップデートしていないiPhoneでも試してみたが、絵文字は正しく表示されなかった。また、パソコンで表示したところ、編集部での結果には差が出た。メールソフトやOS環境などの違いにより、相手側で正しく表示されない可能性もありそうだ。

 ここであらためて表示をもう一度見比べてみると、その違いがよくわかる。iPhoneの絵文字は総じてAndroidでの表示よりもリアルさが増した印象で、えんどう豆の絵文字などは食欲をそそられるような見た目になっている。

 どちらの表示が好みかは人によって意見が分かれるところかもしれないが、このたび新たに加わった絵文字が、日々のコミュニケーションを楽しく彩ってくれるのではないだろうか。

上:iPhoneでの表示、下:Androidでの表示