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Androidの「絵文字」がOS依存→対応アプリ更新で利用可能に、最新の絵文字もすぐにサポート

表示できない絵文字でおなじみの「豆腐(Tofu)」(右)

 グーグル(Google)は、絵文字(Emoji)の更新について、4月からこれまでのオペレーションシステム(OS)依存から、対応アプリの更新で絵文字をアップデートする。

 これまでは、OSの更新により新しい絵文字を追加してきた。このため、新しい絵文字を入力したり表示したりするためには、最新のAndroid OSへの更新が必要だった。

 毎年新しい端末に買い換えるユーザーや、最新のOSを提供する高価格帯の端末ユーザーであれば、常に新しい絵文字を利用できるが、それ以外のユーザーでは、最新OSが提供されず利用できない絵文字が生じていた。

 今回の取り組みでは、「Appcompatライブラリ」を使用するすべてのアプリにおいて、4月から、自動的に最新の絵文字を取得し利用できるようになる。これにより、最新OSが利用できない環境であっても、最新の絵文字をすぐに手に入れ利用できるようになる。