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「iOS 16.4.1」「iPadOS 16.4.1」登場、WebKitの脆弱性など解消

 アップルは、iPhone向けに「iOS 16.4.1」、iPad向けに「iPadOS 16.4.1」の提供を開始した。

 どちらにも共通するアップデート内容として、“押している手”の絵文字でスキントーンの選択肢が表示されない問題や、Siriが応答しないことがある問題が解消される。

 また、共通のセキュリティアップデートの内容として、「WebKit」で任意のコードが実行される脆弱性や、「IOSurfaceAccelerator」でアプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性が解消される。アップルはこれらの脆弱性について、悪用された可能性があるという報告を受けたとしている。

 セキュリティアップデートの対象機種は、iPhone 8以降、iPad Pro(全モデル)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第5世代以降)。