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高速5G通信をより快適に、携帯4社が「ミリ波」エリア拡大に向けた連携へ

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社は、5Gにおけるミリ波の利用エリア拡大に向けた共同検討に合意し、覚書を締結したと発表した。覚書の締結日は9月11日。

共同検討の概要

 今回の共同検討では、通信事業者間で5Gミリ波基地局の利用エリアを拡大すべく、実現可能性や効率的な運用の仕組みを評価する。

 対象となるのは、5Gミリ波基地局や中継器に関する技術や方式。各社が独自にミリ波関連の設備を展開していくことを前提としながら、展開済みの設備を通信事業者間で相互に有効活用できるよう具体的な検討を進める。

検討の背景

 国内で28GHz帯を利用するミリ波は、携帯電話用に多くの周波数幅を確保されており、高速かつ大容量な通信を実現できる。

 しかし、これまでの携帯電話用の電波と比べて高い周波数であり、電波の直進性が高く遮蔽物の影響を受けやすい。つまり、建物の陰に電波が回り込みにくくなり、ミリ波でサービスエリアを作るには、より多くの基地局設備が求められる。

 各社はみずからエリア展開を進めるだけでなく通信事業者の垣根を越えて連携し、より多くのユーザーへミリ波による快適な通信の提供を目指す。