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アップル、「iPhone 17」シリーズでカメラ機能をアップグレード 縦持ちでも横向き動画の撮影が可能に

 アップルは、9月10日(日本時間)に「iPhone 17」シリーズを発表した。スタンダードモデルの「iPhone 17」、上位モデルの「iPhone 17 Pro」、「iPhone 17 Pro Max」に加え、薄型モデルの「iPhone Air」がラインアップされる。

 iPhone 17では、スタンダードモデルとして初めて、2眼カメラの両方が48MPにアップグレード。広角カメラは26mm、f/1.6で、センサーシフト光学手ぶれ補正を搭載。超広角カメラは13mm、f/2.2、120度視野角のものを備える。

 新しい48MP Fusion Ultra Wideカメラ(超広角カメラ)は、前世代に比べて、最大4倍の解像度で撮影可能で、広角ショット、マクロ撮影が詳細に撮影できるようになる。光学相当の2倍望遠ズーム、デジタルズームは最大10倍にも対応する。

 シネマティックモードやアクションモードといった動画を、4K60fpsのドルビービジョンで撮影可能。空間オーディオの撮影や撮影後のオーディオミックス機能も利用できる。

 iPhone Airは、48MP Fusionのシングルカメラを搭載。26mm、f/1.6、センサーシフト光学式手ぶれ補正に対応する。12MP、光学2倍相当のズーム撮影、最大10倍のデジタルズームにも対応する。ただし、マクロ撮影には非対応となる。

 iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxのカメラは共通で、3眼カメラの全てが48MP Fusionにアップグレード。48MP Fusionメインは24mm、f/1.78、第2世代のセンサーシフト光学手ぶれ補正に対応。48MP Fusion超広角は13mm、f/2.2と120度視野角。48MP Fusion望遠は、100mm(4倍)、f/2.8、3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正とオートフォーカスに対応した、テトラプリズムのデザインを採用する。

 光学ズームは4倍となり、光学相当8倍ズームでの撮影にも対応。最大40倍のデジタルズームも利用できる。

 フロントカメラは4モデル共通で、18MPセンターフレームカメラを備える。iPhoneシリーズでは初の正方形センサーを搭載。センターフレーム機能を使い、iPhone本体を縦向きに持ったままでも、横向きのセルフィーが撮影できるようになる。また、背面カメラとフロントカメラで同時に動画を撮影するデュアルキャプチャビデオや、手ぶれ超補正ビデオ、ビデオ通話時のセンターフレームも利用できる。