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8月21日のグーグル発表会まとめ、Pixel 10シリーズや最新AI機能など続々披露

 グーグル(Google)は21日、新製品発表会「Made by Google 2025」を開催し、Androidスマートフォン「Pixel 10シリーズ」などを発表した。会場では、AI機能「マイボイス通訳」などのデモンストレーションも披露された。

米国の人気司会者であるジミー・ファロン(左)が今回のMade by Googleの中心人物として登場。グーグル関係者とともにPixel 10シリーズや新機能を紹介していった

Pixel 10シリーズ

 「Pixel 10」「Pixel 10 Pro」「Pixel 10 Pro XL」「Pixel 10 Pro Fold」は、新チップセット「Tensor G5」を搭載。カメラ性能やAI機能が強化されている。

マジックサジェスト

 「マジックサジェスト」は、ユーザーの行動に先回りしてGeminiが関連情報を提案してくれる機能。

 発表会ではメッセージアプリでのデモが披露された。「帽子を被ったゲイリーの写真を共有してもらえますか?」というメッセージには、写真を共有する提案が表示され、候補として帽子を被ったゲイリーの写真まで示された。

ゲイリーは犬の名前だった

 「今晩の夕食はどこで食べるのか?」という問いには、予約情報からレストラン名をサジェスト。タップするだけでレストラン名を送信できた。

 さらに「レストランに電話して時間を延長できないか?」という返信に対しては、通話を提案。発信画面には予約情報がポップアップ表示される様子も紹介された。

カメラコーチ

 「カメラコーチ」は被写体を認識し、撮影シーンや構図を提案してくれる機能。ライブデモでは「ホストにクローズアップ」した構図が提示され、その通りに撮影が行われた。

マイボイス通訳

 「マイボイス通訳」はGoogle電話アプリを通じて、異なる言語を話す相手との通話をリアルタイムで翻訳し、自分の声で伝えられる機能。

 デモでは英語とスペイン語での会話が行われ、その場で翻訳と音声変換が実演された。

翻訳も画面に表示される
Pixel 10
Pixel 10 Pro
Pixel 10 Pro Fold

Pixel Watch 4

 「Pixel Watch 4」は、ディスプレイが約10%大型化されたスマートウォッチ。充電器も刷新され、従来比25%高速化。15分以内に50%まで充電できるようになった。

 発表会では、ワークアウト機能やヘルスケア機能などの強化も紹介された。