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楽天シンフォニー、ケニアで5Gネットワーク構築支援へ
2025年1月25日 16:00
楽天シンフォニーは、ケニアの通信事業者テルコム・ケニア、米エアスパンと、Open RAN技術の検証やナレッジ共有に向けた覚書を締結したことを発表した。
本締結で、楽天シンフォニーと米エアスパンは、テルコム・ケニアのパートナー企業として連携を取りながら、ケニア国内において4GおよびNSA(Non Stand Alone)方式の5Gモバイルネットワークの開発・検証を予定している。
検証支援のほか、自動化やAIの技術の強化に向け、オープンで柔軟性の高いネットワークアーキテクチャーの開発・検証に取り組むことで、同国内におけるネットワーク技術の向上を目指すとしている。
楽天シンフォニーは、無線アクセス装置分散ユニット(DU)および集約ユニット(CU)に加え、業界最先端のネットワーク運用システム(OSS)プラットフォームの提供を予定している。
米エアスパンは、4Gおよび5Gの無線機(RU)とコアネットワークの提供を予定している。テルコム・ケニアは、基地局およびコアネットワークの設置場所を確保する。
なお、楽天モバイルは、楽天シンフォニーと協力して本プロジェクトに参画し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の成果であるO-RANインテグレーション基盤技術を適用する。