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サムスン電子、KDDIの仮想化RANによるオープンRAN主要ベンダーに選定

 サムスン電子は、KDDIが国内で展開するオープンRANで、4G/5GのO-RANに準拠した仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)の主要ベンダーに選定されたことを明かした。サムスン電子とKDDIは、今後数年間でオープンRANの範囲を拡大する。

 KDDIは、2025年以降にSamsung vRANによる完全分離型ソフトウェアベースのアーキテクチャの利点を活用し、オープンRANの展開を拡大する。KDDIのオープンRANは、エネルギー効率改善、パフォーマンス最適化、インテリジェントな自動化のための機能強化を特徴としている。

 今回の協業拡大にあたり、サムスン電子はvRAN 3.0ソリューション、Massive MIMO無線機やサードパーティの無線機統合サポートを含む、ローバンドおよびミッドバンドをサポートするO-RAN準拠の無線機フルスイートに至るネットワークソリューションを提供する。

 また、vRAN構築のライフサイクル管理を自動化するSamsung CognitiV Networks Operations Suiteの(NOS)の主要機能も提供される。