置き配でポイント還元、10月開始へ

　政府は、置き配などを選択した消費者へのポイント還元事業を10月から実施すると発表した。

　コンビニ受け取りや置き配など、物流負荷の低い方法で宅配を受け取った消費者にポイントが還元される。これにより政府は、宅配の再配達率を12％から6％に半減させることを目指している。

　ポイント還元は、Amazon、楽天、LINEヤフーといったEコマース事業者や、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便といった物流業者が実施する。国は1配送当たり最大5円の支援をする。ポイント還元の条件は、1回で受け取れた場合、ゆとりある配送日時を指定した場合など、事業者によって異なる。

　その他、物流の自動化や環境負荷の低減のための設備投資を支援するとしている。また、2030年代半ばまでに無人物流網を実装するため、ドローン航路網、自動運転サービス、自動物流道路などが計画されている。