日本郵便がサービス見直し、速達配達日数の変更や20時～21時の配達が廃止

　日本郵便は、4月以降、ゆうパックおよび速達郵便物など（レターパック含む）のサービスを変更すると発表した。

　今回の見直しは、物流の2024年問題や、トラックドライバーの運転時間や拘束時間を定める「改善基準告示」の改正などをふまえたもの。

ゆうパックおよび速達郵便物などの届け日数の見直し

　法令改正に対応するため、1人で運行することを前提としてきたトラックの長距離運送便が、中継輸送などに切り替えられる。そのため、一部地域で引き受けるゆうパックおよび速達郵便物などの届け日数が変更となる。

　ただし、速達郵便物などについては、航空輸送を活用して可能な限り現行の届け日数を維持するという。

　普通扱いとする郵便物、ゆうパケット、クリックポスト、レタックス、書留、簡易書留などについては、届け日数に変更はない。

ゆうパックの配達希望時間帯「20時-21時」の廃止

　ゆうパックの配達希望時間帯について、業務負荷軽減のため、10月1日以降は「20時-21時」の区分が廃止される。

　そのため、配達希望時間帯は現在の7区分から6区分に変更となる。