ニュース

NTT東日本やミニストップなど、レジなしコンビニの実験

 ミニストップ、東日本電信電話、テルウェル東日本、セキュアの4社は、東京都江東区のミニストップ ポケットサンイースト辰巳店で、「手に取った商品をそのまま持ち帰ることのできる」レジレスのデジタル店舗「ウォークスルー型店舗」の運営実証を開始した。

 期間は12月23日まで。24時間営業だが、ビル関係者以外の人が利用できるのは、入館入口の開いている時間。平日8時~18時、土曜日は8時~13時に開いており、日曜祝日は閉館となる。

 ミニストップ ポケットは、ミニストップが展開するマイクロマーケット事業拠点の名称でオフィス・工場・病院・ホテル・休憩所など職域施設内に設置が可能なオフィスコンビニのこと。

 「ウォークスルー型店舗」とは、店舗内に設置されたセンサーやカメラにより購入商品を検知し、レジを通らず退店可能な無人・省人店舗。

 専用アプリで事前に決済手段を登録の上、QRコード認証により入店することで、入店者を把握し、アカウントに紐付けたクレジットカードで決済される仕組みとなっている。

ウォークスルー型店舗システム概要・利用方法
アプリのトップ画面の一覧UI

 ウォークスルー店舗での購入方法は、専用アプリをダウンロードしクレジットカード等の必要項目を登録。その後に、店舗入り口でQRコードをかざして、商品を手に取り、そのまま退店という流れ。

 今後の展望として、全国のオフィスコンビニ提案パッケージであるミニストップ ポケット店舗への導入を視野に入れているという。「顧客利便性の高い購買体験」の提供と、「運営効率化」による準職域店舗への事業領域拡大による「新たなロケーションでの店舗展開」を可能とすることにより、さらなる店舗拡大に繋げていくとのこと。