「IOWN」活用のリモート会議システムを開発へ、ドコモなど4社

　NTTドコモとNTT（持株）、東急不動産、アルサーガパートナーズの4社は、IOWNを活用するサービス開発で協業関係を結んだ。リモート会議システム「Secure Hotline Powered by IOWN」の提供に向けて検討を進める。

　低遅延かつゆらぎゼロという「APN IOWN 1.0」の特徴を活かすサービス。遠隔地にいる相手とも同じ場所で対面で話しているかのような臨場感がある遠隔会議を実現する。IOWN専用線によるサービスで、セキュリティが担保されるほか、使いやすいユーザーインターフェイスでの提供を目指す。

　2023年に東京都渋谷区で開催された「IOWN WEEK」に参加した企業からの声により開発検討が始まった。提供主体や料金などは今後告知される。4社では今回の取り組みを第1弾として、今後もIOWNを活用した次世代サービスを開発し、新しいエンタメ・ビジネス体験を検討するとしている。