グーグル「Pixel」シリーズの秋の新機能は「Android 14」、FoldやTablet向けの機能も

　グーグル（Google）は、同社のスマートフォン「Pixel」シリーズを対象とした秋のアップデート（Feature Drops）として、「Android 14」を紹介している。

　アップデートは対象のPixelスマートフォンに順次展開されている。

新しい壁紙のコレクション

　PixelのAndroid 14では、新しい時計の表示や壁紙のコレクションが用意され、ロック画面をカスタマイズできる。ロック画面のクイックアクションや通知表示の変更にも対応する。

　また、モノクロテーマも用意される。

カメラアプリのインターフェイス

　カメラアプリではインターフェイスが変更され、夜景やスローモーションモード、写真やビデオモードなどの切り替えが容易になった。

Pixel Fold向けの通訳モード

　フォルダブル端末「Pixel Fold」では、デュアルスクリーン通訳モードが用意される。

　内側のスクリーンと外側のスクリーンを同時に使って翻訳するしくみで、より自然なかたちで会話できる。

RAW画像をより手軽に扱う

　「Pixel 6」以降の端末や「Pixel Tablet」で撮影したRAW画像を、より簡単に編集できるようになった。

充電に関する通知

　Pixel 6以降の機種とPixel Tabletでは、電源アダプターやUSBケーブルによるデバイスの充電が遅い場合や、まったく行われない場合に、通知が表示される。

　また、バッテリーセーバーには新しいデザインが採用されている。

シームレスなストリーミング

　ChromeOSではアプリのストリーミングが可能になった。

　Pixelデバイスで使い始めたアプリを、Chromebookでシームレスに切り替えて使うことができる。

Pixel Tablet向けの機能向上

　Pixel Tabletのキッズモードである「Google Kids Space」は、ナビゲーションバーを備えており、アプリの切り替えなどが容易になる。

　Pixel Tabletがハブモードでドッキングされているときは、Google アシスタントに話しかけることで、ニュースやポッドキャストを聞ける。